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【ゲームレビュー28】「バレーボール」のCMを覚えてますか?

ディスクシステムのソフト「バレーボール」のCMを覚えていますか。ヒントはにぎわっている商店街で、おじさんが叫んでいます。

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■ゲームとの出会い

こちらは先日の記事とは異なり、黄色いディスクカードを購入した。ディスクシステム本体を購入したばかりで、ディスクカードをあまり持っていなかったし、恐らくまだクリーニング屋にも設置されていなかったと思う。

■ゲーム内容

6人制のバレーボール。一人プレイでは、日本チームを操り世界の強豪チームと対戦する。二人プレイでは、好きなチームを選び対戦することができる。はじめに男子チーム、女子チームが選択でき、男子チームの方がボールのスピードが速い。

ゲーム操作
Aボタン:サーブ、レシーブ、トス、前衛の集合
Bボタン:低いレシーブ、クイックトス、スパイク、ブロック

■ルールの改正

1986年から2021年の間にバレーボールのルールはかなり変わっている。

・1セット15点先取のサイドアウト制から、25点先取のラリーポイント制へ
・リベロ制度の導入
・サーブのネットインがOK
・チャレンジシステムの導入など
※バボちゃんの目のデザイン、手足の生えている位置も変わっている。

当然、ディスクシステムのバレーボールは変更前のルールである。

■CPのレベル

CPには国によって強弱があり、強いほうから、ソビエト、中国、アメリカ合衆国、キューバ、ブラジル、韓国、チェニジアの順になっていた。チュニジアは容易にサービスエースが取れたのに対し、ソビエトは何度スパイクを打っても拾われまくっていた。

因みに実際の1986年世界選手権の成績と、現在の世界ランキングはというと

男子
1986年世界選手権      2020年世界ランキング
1位 アメリカ          ブラジル
2位 ソビエト          アメリカ
3位 ブルガリア         ポーランド
4位 ブラジル       イタリア
5位 キューバ     ロシア
6位 フランス     カナダ
7位 アルゼンチン   アルゼンチン
8位 チェコスロバキア イラン
9位 ポーランド    フランス
10位  日本       日本

女子
1986年世界選手権      2020年世界ランキング
1位 中国                   中国
2位 キューバ         アメリカ
3位 ペルー               セルビア
4位 東ドイツ      ブラジル
5位 ブラジル      ロシア
6位 ソビエト      オランダ
7位 日本                日本
8位 韓国                   イタリア
9位 イタリア      韓国
10位  アメリカ     ドミニカ共和国

多少順位の違いはあるが、当時のトップチームから中堅チームまでバランスの取れたセレクトだったと思う。1986年頃の日本代表は男子は川合俊一や眞鍋政義、女子は中田久美や益子直美らが活躍していた。

■テクニック byハイキュー

・影山、日向(共に烏野高校)ばりの息の合ったクイック攻撃:低いトスB→アタックB

・東峰(烏野高校)のような豪快なバックアタック:トスA+ネットと反対側の十字キー→アタックB

・牛若(白鳥沢学園)を彷彿させる強力スパイク:アタックB+ネット側の十字キー

・姫川(椿原学園のピンチサーバー)ほど高くないが意表を突いた天井サーブ:サーブA+上

・日向とは少し違うが強豪チームとの対戦時には必須のテクニック、ブロックアウト:アタックB+上下方向キーでブロックにぶつける。(日向は指先にぶつけて後側にワンタッチブロックアウトを得意とするが、ゲームではサイドブロックアウト)

※シンクロ攻撃はできない。

■まとめ

ディスクシステムが出た当時、所ジョージがCMで「やればやるほどディスクシステム」と言いまくっていた。このころから任天堂もCMの質に力を入れ始めたと思う。

バレーボールのCMだが、アーケード付きの商店街の真ん中で帽子をかぶったおじさんが、「田中さんちでバレーボールがはじまるぞ~」と叫ぶと、商店街中の人々が田中さんちにダッシュしていくという内容だった。

バレーボールはディスクシステムのソフトで、「スーパーマリオブラザーズ2」の次に売れたゲームだった。「ゼルダの伝説」より売れた原因は、このCMにあるのではと思う。

遊びにきていただき、ありがとうございます。ネタが続く限り、更新して参ります!また、サポートのお礼のメッセージを3種類考えました。140文字以内なんで、大した内容ではないですが、最近やっているゲームやアプリのことを書きました。