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【ゲームレビュー27】「リフレクトワールド」時間があるときにじっくりと

今回は、シミュレーションロールプレイングゲーム「リフレクトワールド」についてとディスクシステムの書き換え機能について書いていく。

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■ゲームとの出会い

ファミリーコンピュータ ディスクシステムは、ソフトである「ディスクカード」を任天堂の認定店に設置されている「ディスクライター」で新しいゲームに書き換えることができた。一度ディスクカードを購入すると、1回500円で何回でも新しいゲームに書き換えることができた。便利な機能だったのだが、それ以上に便利で身近な書き換えシステムが存在していた。私たちはハッカーと呼んでいた、黒いディスクの書き換えシステムである。ディスクライターはそれほど多く設置されておらず、一番近くでも車で15分くらいのところにしかなく、子供だけでは行くことができなかったのに対し、ハッカーは歩いて5分のところにあるクリーニング屋で取り扱っていた。黒いディスクは1000円で購入でき、その後はディスクライターと同じく1回500円で、書き換えすることができた。非正規のコピーシステムだという認識はなかったが、なんか胡散臭いなぁとは思っていた。感覚的には、先輩に連れて行ってもらった店で、進められたセミランを購入し、それを着て学校に通っていた感じだ。この、家の近くで安価にゲームを購入することができた書き換えシステムを私は、利用しまくった。
リフレクトワールドもこの黒いディスクで書き換えてプレイした。

■ゲームストーリー

次元も空間もはっきりしない宇宙空間から、ある日突然、救助を求めるメッセージが届いた。
驚くべきことに、そのメッセージの発信地は、もう一つの地球、「リフレクトワールド」であるらしいのだ。
・・・・・広大な宇宙空間には実は、この地球とまったく同じ星が何個もある。その地球一つずつが運命をともにした
リフレクトワールドなのだ。もし、このメッセージが事実なら、その惑星が滅亡すれば、私たちも・・・
そんな別世界がある日突然、目の前に現れた。しかもそこでは、人類が分裂し戦争になっていたんだ。
リフレクトワールドの人たちは、文明が進歩し「闘う」という心を自ら断ち切る方法を開発した。
だがそれに反対する人々が反乱を起こし、彼らは自分の細胞を変異させ「キメラ」となってさまざまな恐ろしい形の化け物になった。 リフレクトワールドの数々の敵を倒し、どこかにある巨大敵移動要塞「ダイバダスト」の活動を停止させなければ。 さもなくば我々の地球でも戦争が起こる。 リフレクトワールドの過去・未来は互いに連動しあっているからだ。敵を倒すには装甲ビーグルMFVを使ってくれ。 MFVとは、「ダイバダスト」を倒すために開発された特殊戦闘車輛、モジュレーテッド・ファイティングビーグルだ。 しかし操作は大変だぞ。30種の装備と3種のモジュールを使い分けないといけないぞ。はやく「ダイバダスト」を見つけたいところだが、リフレクトワールドは、広い。地上・地底・海底・河、など様々な場所で「キメラ」たちが罠をしかけて待っている。
目指す「ダイバダスト」は、地上・地底・海底のどこかに潜んでいるはずだ。
負けるなMFVソルジャー、リフレクトワールドの運命は君にかかっているのだ。さぁ、はやくMFVに乗り込め! 君は、外地球(むこう)を救えるか!

※「リフレクトワールド」説明書を引用

■ゲーム内容

チャレンジャー」の特急列車から降りたあとのステージのような、広大なマップで装甲ビーグルMFVを操作し、敵を倒していく。ファクトリーで武器を強化しながら、進めていく。

■広大なマップと思わせる、自機のスピード

自機のスピードがとにかく遅い。同じような景色が続くマップの中で、いつもパラレルワールドに迷い込んでしまっていた。また自機がツインビーとウインビーが手を繋いだくらいの大きさだったため、敵の攻撃も受け放題だった。

■まとめ

結局、このゲームはまったく進めることができずに、他のゲームに書き換えてしまった。私はこのゲームの魅力を発見することができなかった。
だが、黒いディスク、クリーニング屋、非正規の書き換え機とともに今でも鮮明に記憶に残っている。もし機会があれば、じっくりやってみたいゲームである。

また、この書き換えシステムでちょっと思ったのは、なんでディスクの色をいかにも怪しそうな黒にしたのかということだ。イメージ画像のディスクの黒より濃度が強い真っ黒なディスクだった。どうせならドクロマークのシールを貼っていたら、怪しさよりが際立ったのに。

遊びにきていただき、ありがとうございます。ネタが続く限り、更新して参ります!また、サポートのお礼のメッセージを3種類考えました。140文字以内なんで、大した内容ではないですが、最近やっているゲームやアプリのことを書きました。