妊活日記―歩き出した妊活夫婦

2023/7/3(月):夫婦の妊活記録㊱
※この投稿は、私たち夫婦の妊娠・流産・不妊治療を振り返って書いたものです。
 今この記事を書いている私はまだまだ「妊活中」。
 移植を控え、ちょっとヒリヒリした気持ちを抱えながら、病院の受診を待っています。
 いつかこの月曜日のページが「妊婦日記」「育児日記」と変化していきますように…


 初めての「妊娠成立」から「流産」を経験した私たち夫婦。
 我が子の供養をきっかけに、初めてきちんと向き合い話をすることができ、改めて自分たちなりに自宅で妊活をすることになりました。

 話し合うまでは何となく
「子ども…欲しいんだよね?努力していいんだよね…?」
といった感じで、どこか探りながら相手を伺っていた感じがありました。
 それが、話し合って「夫婦で妊活をしよう!」と意思確認をしあったことで、情報や体調のことなどを正面から伝えられるようになりました。

 ただ、まだまだメンタル揺れ揺れな私。
 夫がサプリを飲み忘れていることに気付くと、思い出さない夫の様子をじっとり見ては
「やっぱりがんばる気がないんだ…」
なんて一人で落ち込んでトゲトゲした言葉と態度を夫に向けてしまうことがありました。
 それを打破してくれたのは夫の、ちょっと頼りない提案…
「癖になってないし忘れてまうから、晩御飯の後に一緒に出してくれへん?育美(私)が飲むときに一緒に飲もう」
…正直、「自分で覚えとけや!」と突っ込みたくもなる提案でしたが、夫が「いつもの流れ」を作ってくれたおかげで、私がやきもきする時間がへりました。

 夫のこういう「これが難しい!助けて欲しい」とかを素直に言えるとこ、実はかなり尊敬し、助けられています。
 夫のこういう一言に私のがんじがらめの思い込みがフッと軽くなって動き出せることが多くて…かっこつけの私も見習いたい、夫の強さだと思います。

 そして、ようやく二人で「妊活らしい妊活」をするようになり、夫婦の関係も優しいものになっていきました。

 そんな日々に私なりに納得して夫婦の妊活に取り組むようになっていた頃のこと。
 私の姉と電話でおしゃべりしていました。
 姉は不妊治療をして子どもを授かった人。
「病院で不妊治療をすることこそが正解」
というゆるぎないものを姉は持っているようなところがありました。
 子どもを望む妹が、「病院に行かない」という選択をするのは、姉にとって
「妹が夫との話し合いで妥協した、病院での不妊治療に踏み込めていないのは諦めたからだ」
「妹が話す不妊治療をしない理由は言い訳だ」
と受け取れたようでした。

 「それが言い訳であろうが、私たち夫婦の出した結論は私たち夫婦にとっては間違いなく正解であるといえる」
今なら胸を張って主張できるのですが、その時は姉の思い込みと言葉にいちいち引っ掛かっていました。

 数年前だけど、私、子どもだったな…
 どんまい!あの頃の私!周囲の言葉に動揺しなくていいよ!
 そう言葉をかけてやりたいです。

今日はここまで!
姉との思いの違いは、また来週…
ではまた明日✨
明日も幸せな日になりますように…

 

 

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