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砂糖を悪く言う理由

「砂糖は悪」と言われるようになったのはいつからだろうか。

「砂糖の選び方」をお伝えした講座で

こんなアンケートが届いた。(お客様の許可を得ています)

先日友人とマクロビカフェに行った際に店員さんが娘を見て赤ちゃんの髪の毛が立っているのはお母さんが砂糖を取りすぎてるからと言われました。
確かに私はストレス溜まると甘いものを食べてしまうし反省しつつ、責められてる気もしてちょっとショックでした。

「からだによいものを食べよう」と行った先のカフェで

そんなこと言われたらショックに決まっている。

ところで、マクロビカフェの店員さんに聞きたい。

あなたはお客様に何を言ったかわかっていますか。


残念ながら、健康意識高い系の店でありがちだ。

実際、発酵食を提供するお店で同じようなことがあった。

発酵食は免疫力を上げますよ。
発酵食は毎日食べた方がいいに決まっています。

☑️免疫力という力は人体にありません 。
☑️発酵食品が免疫に作用するシステムはひとことで言い切れる単純なものではありません。
☑️発酵食は場合によって塩分過多となり、摂取量に十分気を付けなければ疾病のリスクもあります。

マクロビは歴史も長く、食養生として確立されたものだ。

からだを中庸にし、体質を改善し、やさしく守る健康法でもある。

しかし、なぜなんだろう。

マクロビを追求している人は批判的で厳しいイメージがある。(私がマクロビを教わった先生は真逆の人だったけど)

ご自身やご家族の病気や不調を経験し、マクロビを学び、実践するうちにからだが改善していくのだから

この健康法がすべて正しいと思うのだろうか。

あなたが提供する食の知識が、その人に合っているかどうかはあなたが決めることではない。


うちは普段からきび砂糖使ってるし、人工甘味料は避けてるし主人も直毛で息子も直毛だったので私だけのせいではないと立ち直りましたが、牧さんの講座で勉強になりました。
牧さんの「私は砂糖も食べます」という言葉に救われました。いつもいろんな人の立場でお話をしてくださり安心して聞いています。

ありがとうございました。

どうか安心してください。

砂糖は悪ではありません。

マクロビ店員さんより冷静な判断力をお持ちです。


暮らしの予防医学と食養生・看護師

牧 香奈子(まきかなこ)


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