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【Offersデジタル人材総研】ChatGPTが与える業務への影響

本日、Offersデジタル人材総研にてChatGPTがデジタル人材に与える影響調査レポートが公開されました。

ChatGPTの利用事例としては、業務上の調べ物(62.3%)、メッセージ作成(29.2%)、プログラム作成(27.9%)、ドキュメント作成(23.0%)と積極的に業務に取り入れようとする姿勢が見られました。

ChatGPTへの印象に対し、ポジティブという回答は90/2%に上った一方で、デジタル人材の働き方はAIに代替されると思いますか、という問いについては影響があるという回答が52.8%に上りました。

影響予測を自由回答で頂いた設問で特に興味深かったものは「簡易なタスクがAIに代替されることで、ジュニアクラスが職に就けない可能性がある」というものでした。個人的な見解としてはこれはかなり大きな問題になると考えられます。採用シーンでも2010年代前半までであれば未経験者が第二新卒などとして入社し、テスターやデータ入力担当から初めて徐々に叩き上げられていくという傾向がありました。低い待遇と激務ではあったので決して褒められた環境ではありませんでしたが、生き残ればこれによってITエンジニアとして職を得ることができました。しかしこうした「丁稚期間」がごっそりとAIによって奪われる可能性は十分にあります。

世界的にAIの法規制も進みつつある状況ですが、インターネットやパブリッククラウドといったパラダイムシフトと同じく、うまく取り入れることが求められ、働き方の変化を余儀なくされることになるでしょう。


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