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Nikonで楽しむオールドレンズ

Nikonはフィルム時代からデジタル一眼レフ時代まで、Fマウントという同一のマウントを引き継いでいる。フィルム時代に使用していたレンズをデジタル一眼でも使えるのだから、レンズを資産にという思いを強く感じる。

近年のZシリーズでは、マウントが変更になったがFTZというマウントアダプターを使用すればFマウントレンズを使用できる。

Zレンズは種類が少ないなどと言われるが、Fマウントレンズを合わせると選択肢が途端に広がる。むしろFマウントにはクセがあるレンズもあり、それを含めた先風を楽しめるのが魅力だ。

Zレンズの写りは高画質で収差も少なく逆光に強く、まさに妥協のないレンズと言える。作例は全てNIKKOR Z 24-120mm F4S。

対してFマウントのAiレンズとDレンズたちは、描写の甘さやボケの滲みなどがある。そのため写真に柔らかさが生まれる。そういった特性を理解したうえで、レンズ選びをするともっと表現が楽しくなるといえる。

ちなみにこの写真はPENTAX67 105mm F2.4をFマウントに変換するアダプターを使用し、FTZ経由でZ6Ⅱに装着して撮影。中判用の105mmはまた少し深みが違う。これらについても追々レビューしたい。


 SUBARU(マカベ スバル)
鳥取県在住 / なにげない日常をテーマに写真を撮っている / 出張撮影 / 写真イベント企画  / 鳥取のPR活動も行なっている。

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