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Nikon Zシリーズとりあえず手に入れたいレンズ2本。

写真を趣味にしてからNikon一筋。一眼レフから始まり今ではミラーレスになった。人を撮るならCanon、風景撮るならNikonと言われていた時代に悩んだ末にNikonになった。撮るものは風景が中心だったというのも理由だが、1番の決め手はグリップの握りやすさだった。

初めての一眼レフはNikonD5500で入門機としては比較的高性能なカメラ。バリアングル液晶でタッチパネル、小型軽量ながらも本格的に撮影できる優れものだ。それ以降は写真の世界にドップリ浸かり、気づいたらフルサイズの世界へ。単焦点レンズに魅了され、次から次へとレンズが増えていったのが懐かしい思い出だ。

Nikon D5500 (400mm相当)

現在はNikonZ6Ⅱを使用している。Nikonミラーレス一眼の中級機であるが、プロでも使用できるだけの汎用性に優れたカメラ。

そんなNikonミラーレス一眼はZマウントという新マウントになっている。大口径かつショートフランジバックにより妥協なきレンズ設計が可能となっている。レンズから取り込まれた光を効率よくセンサーへ届けられ高画質かつ優れた描写が魅力となっている。

NikonZシリーズを楽しむうえで、とりあえず手に入れたいレンズが2本ある。初心者向けであるが、中級者以上でも持っていて損は無いレンズ。

その2本とは、
NIKKOR Z 50mm F1.8S
NIKKOR Z 24-120mm F4S
とにかくオススメしたいレンズを選んでいる。

NIKKOR Z 50mm F1.8S

標準レンズと言えば50mmは外せない。50mmF1.8の単焦点レンズは撒き餌レンズのイメージが強く安価で初心者の入門レンズとして知られている。しかし、Zの50mmは他社の同スペックレンズと比べ価格差が開いている。価格で言えば50mmF1.4クラスと肩を並べる。発売当初はF1.8なのに高すぎると言われていた。

しかし、レンズ構成を見ると他社のF1.8シリーズ以上に贅沢な設計になっている。やはりF1.4のレンズたちに近い構成であることから値段相応かもしれない。そのため一回りレンズが大きくなっているのも特徴のひとつ。F1.8であるものの優れた逆光耐性と光学設計により解放からしっかり解像する写りに惚れ惚れするレンズ。

50mmの単焦点で写真の基礎を学びながらも、写りは妥協したく無い。そんな望みを叶えてくれるなくてはならないレンズと言える。

NIKKOR Z 24-120mm F4S

続いては発売当初から高評価のこのレンズ。クラス最軽量かつ広角域から120mmまでF4を使えるのはこのレンズだけ。しかも近接撮影も得意でありハーフマクロのような使い方もできる優れもの。広角から望遠までちょっとしたマクロ撮影もこなせるのだから一石二鳥以上の実力。

このレンズは最高品質のF2.8シリーズに近いレンズ設計がされている。そのため逆効はもちろん点や線の描写に優れ撮るものを忠実に写し出してくれるのだ。さらにはズーム全域を通して高い描写性能を維持しており広角でも望遠でも解像度が落ちることなく使える本格派。

F4でありながらもボケがなだらかで単焦点レンズに近い描写が、使う人々を虜にするのだろう。さらにこのスペックでありながらも比較的軽量であるのも嬉しいポイント。

以上がNikonZシリーズを楽しむうえで、とりあえず手に入れたい2本のレンズ。撮りたいものによって必要なレンズは異なるが基本的な撮影は事足りる組み合わせだ。Zシリーズの描写を最大限体感するためにも参考になれば嬉しい。


 SUBARU(マカベ スバル)
鳥取県在住 / なにげない日常をテーマに写真を撮っている / 出張撮影 / 写真イベント企画  / 鳥取のPR活動も行なっている。

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