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渡仏する前に知りたかったフランス語②

前回の続きです。

今回は、ちょっとフランス語が喋れるように見えるフィラーワード(間を埋める言葉)とかをまとめてみたい。

自分の言語力に見栄を張るもんじゃないかもしれないけれど、
語学学校で同じクラスだったマヤちゃんに「なんでマヤちゃん私と同じレベルのクラスなのに、そんなにフランス語が喋れるの?」と聞いたら、「喋れるんじゃなくて、喋れるふりをしてるの」と言われたことがあった。
Fake it till make it (出来るようになるまでは出来るふりをしろ)である。

ということで。


〄Comment dire…(なんて言うのかな)

何か一つの単語が出てこない時とか、何も言うことが思いつかない時にフィラーワードとして使える。

言葉が詰まると自分自身も焦ったり、
周りにも「えっ、どうしたの?」と不穏な空気が流れたりするので、
これを使ってとりあえず時間を稼ぐ。

このフレーズのいいところは、「(言いたいことはあるんだけどさ、)なんて言うのかな…」というニュアンスを含ませられること。



〄nana nanana〜, / blah blah blah〜 (なんたらかんたら〜)

「もうあとは言わなくても分かるでしょ?」みたいなノリで、説明するとこまで説明し終わったらあとはnanana/ blah blahで締めてしまえ、という荒技。わざわざ書くようなことでもないかもしれないけれど。

例)Le prof etait très en colère et nous a dit que «soyez à l’heure, ne soyez pas en retard, nana nana na~»
先生めちゃ怒ってて、「時間を守れ、遅れるな、なんたらかんたら〜」って言ってたよ。


〄Du coup? / Ça veut dire? / C’est à dire? (いずれも、「だから?」「つまり?」)

どれも、もともと文頭につけて「つまり〜」という意味で使う言葉だが、相手が言っていることがわからなかった時など更に説明を促したい時にも使われる。

du coupが1番カジュアル(若者がすぐ使う言葉として嫌遠されることもあるくらい)で、c’est à direが一番硬い表現(私調べ)。

〄ça me dis quelque chose… (知ってるような気がするんだけど…)

直訳すると「それは/私に/何か言ってる」。
つまり、「何か思い出せそうなんだけど…」「なんかそれ知っているような気がするんだけど…」という意味。

相手が言っていることについてぜんっぜんピンと来なくて、とりあえずその場を凌ぎたいときにも使えるフレーズ。


〄文末のça
ex)c’est quoi ça? (それなに?)/ c’est bien ça!(それいいね!)

「それ」を意味するçaだが、これが文末につくとネイティブっぽいよな、と思う。
多分日本語の「それいいじゃん、それ!」みたいに強調するのと似てるんだと思う。


こんなところで。


前回も書いたが、私の印象で書いてるので「それ間違ってるけど!」みたいなところがあったらぜひ教えて欲しい。



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