見出し画像

仕事について考える その6

開発系の仕事をする管理栄養士は増えている?

最近、開発系の仕事で管理栄養士の募集が増えたように思います。
以前は、大手食品メーカーで若干名採用がある、
みたいな感じだったんですが、
いまは、調理品の加工会社とか、
チェーンのレストラン系とか、
宅配業者さんとか。。

管理栄養士の監修メニューを取り入れるために採用があったり、
栄養計算する業務のために管理栄養士を雇用したり、
食品のレシピ開発にも管理栄養士が加わるようになってきているし、
テリトリーが増えているような気がします。

今までは大学の先生とか、
有名病院の管理栄養士さんとかに
委託することが多かったような気がしますが、
最近では自社で雇用するケースが増えてきてる。

ただ、新卒採用でこういうポジションにつくと、
かなり勉強しなくちゃならないだろうし、
努力も必要かもしれない。
特に新しいポジションでの採用だと、
教えてくれる先輩も、経験者もいないから、
個人的に勉強しなくちゃいけないよね。

以前、宅配業者さんとコラボして
「宅配治療食」の開発をお手伝いしたことを書きましたが、
そのときは先方の管理栄養士さんに教えてと頼まれたので、
ちょくちょく来てましたね。
「やっぱ、教える人がいないので、お願い」とか言われた。
(たまたま担当者が以前からの知り合いだったので受けたけども)

他に開発系の仕事といえば、
分析とかの仕事もありますよね。
これは管理栄養士としての募集というより、
理系の勉強してたしね、っていう採用じゃないかと
理解しています。

さて。
こうやって職場が広がっていることについては、
タニタの社食の管理栄養士さんの存在が大きいと思うんですよね。
それまでにも管理栄養士の存在は知られていたけど、
一気に認知が広まった。

当時、タニタの広報の方と話す機会があったのですが、
「いやぁ、こういうブレイクをするとは思わなかった。
何が原因なのか、自分たちにもよくわかんないんですよ」
ってことでした。
仕掛けがあって、ブレイクしたわけではないみたい。
偶然の産物みたいです。

まぁ、流行りものって、そんなものかもしれません。

ヘルシータイプの社食って、
タニタが有名になるまでにも、あちこちの社食にあったので、
「私たちだってやってるのに、どーしてタニタだけ?」
みたいな声もありましたけどね。

でもさぁ。
彼女の存在は大きいと思う。
彼女がいたから管理栄養士にもスポットが当たるようになったと、
私は思ってます。
あの時以来、職業のあれこれについて説明しなくてもよくなった
いや、ありがたいことです。

そして。
最近の栄養管理アプリの開発なんかもここに入るかも?

10年くらい前から栄養管理アプリの開発が進んで
実用レベルになってきていて、
最近ではかなり業者さんも増えて、
しかも内容も優秀になっているんですよね。
これについては、書き始めるとかなりのボリュームになって
しまうと思うので、
後日にまた詳しく書きたいと思うのですが、
今後重要な仕事になってくるような気がしています。

☆彡 写真は北海道の・・・どこだっけ?
   あまりにも定番の風景だったので、
   思わず撮ってしまいました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?