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AIは管理栄養士の仕事を変えるのか? 3

やっとネット接続完了。
ルーターが壊れてなかなか面倒なあれこれを
試行錯誤しまして、完了です。
さて、記事はニッチな方向に進んでいる気がしていますが、
お付き合いしてくださってる皆様。
ありがとうございます。続きです。

画像解析による栄養分析の問題点

さて、
画像解析できるでしょーと思っている私でも、
どうやって解決すればいいのかなー?と思ってる問題点もあります。
解析が難しい料理や食物がある、ってことですね。

例えば青菜の和え物系とか、区別がつきにくい。
ほうれん草、小松菜、菜の花、つるむらさき、なんかは
1つのグループとして認識されてしまうような気がする。
同じ青菜でも、青梗菜、畑菜、つけ菜、
こういうのも1つのグループになっちゃいそうですよね。

味付けについても、画像だけでは区別できないものもある。
単純におひたしなのか、おかか和えなのかとか
区別できないと思うんだよね。
もちろん、濃い味、薄味も画像では判定できない。

でもね。
細かい解析が必要なのかどうか?
ここが、普通に利用したいユーザーと、
色々なことが頭をグルグルしちゃう管理栄養士との差になると思う。

正しい解析は必要なのか?

管理栄養士にとって、コレ、重要ですよね。

栄養指導ツールとしてアプリを使う場合、
なるべく詳細な栄養分析ができて、正しいデータが提示されないと使えないよねぇ、となっちゃう。
たとえば、膵炎なんかで脂質摂取量を0.1g単位で管理する場合とか、
どうするのか?とかね、考えちゃう。

でもさ、どうなんだろう。
指導の資料として配布するパンフレットやリーフレットでは、
毎日の食事の役には立たないよね。
それよか、アプリ使った方がマシじゃないのか?

脂質使用量を0.1gでコントロールする食事って、
入院中の急性期だけじゃないのか?
退院したら、少し制限は緩くなってるわけだよねぇ。

そういう考え方もできないことは、ない。

解決方法を考えてみる

とは言え、見分けることが難しそうだけど、
是非見分けてほしい食材があるのも事実。

例えば、
肉や、魚の種類についても見分けにくいかもしれない。
でも、種類が違うとヤバイ結果になる場合もあるから、
区別できたほうがいい。

何とかしなくちゃね、ですよね。
色々考えたけど、
ユーザー側に指定してもらわないとダメかなぁと。。

以前、デモで見たアプリは、
選択でポチして計算させてましたが、
今は音声入力っていう方法もあるので、
これ、併用すれば入力するといってもラクだよね。

あるいは、疾病別とか、栄養管理別のアプリを使用するって方法もある。
(これについては、開発されてないと思うんだよね)

技術がすごいスピードで進んでいるんだから、
何かしら解決方法があると、私は思うんです。

ま、私はAIとかアプリの開発については素人ですから、
すごーく雑な発想をしているんだろうな、と
そのあたりは自認しています。
プログラマーや、SEさんや、AIを勉強してる人や、
そういう人からみると、
「そーんな簡単に言わないでよ」的な話かもしれません。

だけどさぁ。
この手の話は
きっと50万人くらいの人が気が付いてるんじゃないだろうか。
だからそのうち、現実になると思うんだよね。。

で、現実になったらどう使うかってことは、
また次回。

☆彡 写真はタイ料理のあれこれ、です。
   タイの食品成分表にでている料理をリアル再現してもらいました。
   いつも食べに行っていた食堂のおばちゃんに頼んだんですが、北部の
   料理は作れないと言われ、南部でも作れるものだけになりました。
   2日にわたって作ってもらったんだけど、あと1日分については、その
   うちまた、ご紹介しますね。

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