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深川富岡八幡の「福住太鼓」「葵太鼓」

何だか深川尽くしな最近(笑)それもそのはず。深川富岡八幡の深川八幡祭りの開催時期は、ちょうどこのお盆前後の時期。これはきっと、富岡八幡の神様が俺に「もっと深川のネタ扱えよ〜」って、仕向けているに違いないな(妄想)

ってな訳で、今日も深川富岡八幡ネタに行き着いたんですが、御祭には太鼓やお囃子が付き物。深川でも、もちろんありました。それが「福住太鼓」と「葵太鼓」。深川八幡祭の全町会をチェックした訳じゃないんで、この他にもあるかもしれません。ちなみに深川富岡八幡エリアの町会神輿だけで53基ほどあるらしいですからね。すんごい数ですよ。

でもって、「福住太鼓」のちょっぴり古めの動画を見たら、神輿が通る度に担ぎ手も盛り上がって、太鼓も盛り上がっているのが伝わってきちゃって。これまた良い光景なんですよ(^^)

そんでもって、動画をよく見ると太鼓叩いているのが女性が多いんですが、それに加えてパッと見た感じでは小中学生っぽい子が太鼓叩いているんですよね。いやー、こういう子たち見るとなんだか応援したくなっちゃいますね。

太鼓とかお囃子とかって、当たり前ですけどそれ自体で稼いだり出来る訳ではないですからね。ある意味では町や地域の伝統文化の継承であり、それは言わばボランティア的な要素も含まれるんでしょうし。その上で、やってる当人たちには趣味的な要素もあるんでしょうね。

けどね、太鼓とかを趣味だけでやってられる人って、まずいないでしょうね。和太鼓って、恐らく保管とかするの大変だと思うんですよ。物によってはデカイしね(笑)湿度とかで皮の張り具合とかにも影響ありそうだし。それに、和楽器って大抵そうでしょうけど、楽譜みたいなものってないでしょうからね。お稽古するのも、ちょっとハードルが高いんではないかと思う訳ですよ。

だからこそ、祭当日に御神輿と言わばコラボしたかのような光景に、担ぎ手のテンションも上がり、ギャラリーからも拍手を浴びるからこそ「あー太鼓やってよかったな〜」ってな具合になるんだと思うんですよ。

地域の祭とそこで育ってきた人たちの繋がりがあるから、出来ることだとなんではないかと。

もちろん、これって深川だけの話ではないですよね。

だからなんですが、このコロナでどこの祭も中止が大幅な縮小。太鼓やお囃子の出番も期待できません。そうすると、かれこれ2年ほど目指すべき晴れ舞台がない、そもそもお稽古もし辛い、または出来ない状況。活動が停滞していると、新たにやろうとする人も現れない・・・

このまま行ったら、これらをこの先受け継いで行けるのか?次世代へとバトンを渡せるか?

そんなことを、ふと考えてしまいました。

どうにかして、残していかねば!って、つくづく思う次第。

ひょっとしたら、これも神様が俺に「お前、なんとかしろよ!」って、仕向けているのかもしれない!?