お金

業務内容
動画編集、資料発送、営業メール送信、部屋探し相談会スタッフ

一般企業のアルバイト、時給1050円。



いきなりですが、私は将来社畜になると思います。
というか多分既に社畜です。

働くこと自体私はとても好きです。
忙しいのも大好きです。
何もしていないのが嫌で、常に何かしらのタスクを抱えていたいドM人間です。
まあそれで年に1、2回精神的に死にかけるのですが。

たまには休みたいと思うことも勿論あるし、「来月は比較的忙しくないかも」と期待もするのですが、いつの間にか手帳が黒くなっているのです。
何故でしょう。

今のバイト先でこき使われてるとかそういうことはないので、ほんとの「社」畜ではないですが、限界人間だなあとつくづく感じます。


高校ではバイト禁止でした。
だめと言われるとやりたくなるのが人間です。
まあ在学中に隠れてバイトするような時間も根性も無かったので、勿論することはありませんでしたが。
自分が仕事人間ということも分かっていたので、はやく働いてみたいなと、ただ漠然と思っていました。

大学生。
ついにバイトができるようになりました。
しかし私は直ぐにはバイトを始めませんでした。
いざとなると怖くなったのです。
本当にこの求人元は信頼できるのかと心配でした。

結局今しているバイトも、住んでる寮の運営会社でのものです。
既にこちらの情報をある程度知っている、何より自分が住んでるとこに関係している、というのが安心材料でした。

話は変わりますが、私は今とある学生団体に所属しています。
あくまで学生団体ですが、私たちの活動に対して様々な企業さんがクライアントとなっており、金銭的利益を得ています。

私がやっているのは、主に動画編集や企業インタビュー・記事作成です。
動画の方は今のところ特に金銭が発生するような事業ではありませんが、他の事業は思いっきり金銭が発生しています。


とある企業から記事作成の依頼が来ました。
今までの記事とは少し形態が異なるため、どのような記事になるかの見本提供と価格設定のために、記事の試作をするタスクが私に回されました。

仕事を振ってもらえて喜ぶ自分はそこにいませんでした。
浮かんだ感情は、恐怖です。

自分が生み出す文章に企業から対価が支払われること。
私の言葉に、そのような価値が本当にあるのでしょうか。

バイトとは決定的に違うことが1つあります。
バイトは、既に用意されたタスクひとつひとつをただこなすだけ。
しかしこの記事作成は、0から自分が創造しなければならない、いわば責任が全て私にある0→1であるということです。


自分には、まだ覚悟が足りないのです。
働いて、お金を稼ぐということに。

働くとはどういうことか。
それは、様々な人との信頼の上に成り立ち、大きな責任が生じるということ。

今までは大して気にすることは無かったですが、お金という存在が大切なことを教えてくれた気がします。


恐怖は消えませんが、今はとりあえず、自分がつくれる最高の状態で試作し、自信を持って報告することが第一です。

恐れずに仕事ができるようになるのは、果たしていつになるでしょうか。

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