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好き嫌いを認めること、逃げることを大事にしたい30代

キャリアの勉強していると、自分の人生を満足できるものにしていくためには、自分のことを理解することが本当に大事なんだなと感じます。

理想としては、一番最初に就職する前に仕事と関連する自分の得意不得意とか、好き嫌いとかをだいたい知っておく必要があるんだと思います。

それを知った上で仕事を選んでいったほうが、ミスマッチが起こりません。
ミスマッチが起こると働くことが苦しいし、早期退職なんてことにもなるので、もちろん避けた方がいいです。

でも自分を振り返ってみると、あんまり自分の得意不得意、好き嫌いを知らなかったように思います。

というか、今もちゃんとはわかっていません。

器用貧乏な方で、突出した苦手なことも得意なこともなかったんだと思います。
よく言えばバランスが良いけれど、特徴がなくて何を基準に判断したらいいかわかりませんでした。

それに、何に対しても好き嫌いをしてはいけない、嫌なことから逃げちゃダメだと心のどこかで思っていたので、考えようとしなかったのかもしれません。

本音を無視し続けていた結果、就職活動のときを振り返ると、かなり迷走していたなぁと思います。
業界も職種もバラバラの会社を見ていたし、どんどん落ちました。

最初に選んだ仕事は13年間続けたけれど、続けるのはなかなか大変でした。

30歳を過ぎたくらいから、苦手なことや嫌なことにエネルギーを割くことがつらくなってきました。
全体的に気力や体力が20代の頃より落ちたのかもしれません。
30代は一番脂が乗ってて活躍できる時期、という話も聞きますが、必ずしもそうではないようです。

人の本質って、ごまかしていても変わらなくて、弱り始めるとその本質がより強く出るようになるのかもしれません。
だから、20代でごまかせていた苦手や嫌いなことが、30代では我慢できなくなってきたように感じます。

そう感じるようになってから、「ああ、これからは嫌いなことや苦手なことを避けて、好きなこと(苦にならないこと)や得意なことに集中した方がいい。そうでなければ、この先長く働くことは難しそうだ」と思うようになりました。

人生100年時代と言われ始めてけっこう経ちます。
100歳まで生きるなんて楽観的かもしれませんが、少なくともこれまでの60歳定年でリタイヤなんてコースは無理で、もっと長く働く必要がありそうです。

長く働ける仕事をするためには、嫌なこと、苦手なことを避けるべきだと思います。
完全には避けられないと思いますが、耐えられるレベルではあってほしいです。

学生のころは、逃げ癖をつけないために好き嫌いしないこと、逃げないことを大事にしていましたが、本当は好き嫌いも逃げも大事なことだったんだと思います。
ごまかさず、自分のことを知って、認めておくべきでした。

私は今、遅ればせながら、その作業をコツコツやっています。

自分の心の声や本音を無視せずに拾って、好き嫌いや得意不得意を見つけていくために、日々の記録を手帳につけるようにしています。
やり方はまだ試行錯誤中ですが、たまに役立っています。

いつかやり方が定まってきたら、noteにも書いていきたいです。

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