キャリアコンサルタント受験記録① 学習開始・給付金申請手続き
今回はキャリアコンサルタント受験についてのお話です。
慌てて講座を申し込んだところから約2週間。
教材が届き、e-Learningを開始して、専門実践教育訓練給付金の申請手続きも完了しました。
その記録を忘れないうちに書き残しておこうと思います。
今後も、定期的に記録しておいて、誰かの役に立てば…と考えてます。
学習開始
まず、私が受講しているのはヒューマンアカデミーさんの「キャリアコンサルタント養成講座」です。
オンライン講座なのですべて自宅で完結します。
12月下旬にzoomで最初のオリエンテーションがあって、1月から毎週末8時間のプログラムをこれまたzoom上で受講します。
1月からのプログラムでは、演習メインの内容です。
じゃあ、学科・座学はいつやるの?というところですが、それは演習が始まる前までに、e-Learningで自習することになっています。
動画とテキストで勉強しますが、教材が届いてまず、おぉ……と思ったのは、テキストの分量が多いこと。
始める前までは3ヶ月の受講期間でこのテキストを学ぶのかな〜と思っていたので妥当な量かと思っていましたが、自己学習でこの分量をやるのはなかなか大変そうですね……。
ただ、1月までに全部覚えろというわけではないようなので、とにかくひとつひとつこなしていこうと思います。
そして動画とテキスト以外にも課題提出があって、それも12回分。
これもなかなかエネルギーが必要そうです。
話がそれますが、学生時代に家庭学習の習慣をつけるのって、こういうときに役立つんだな……と感じています。
教室に座らされて勉強するわけではなく、強制力のない環境で自習できる力って、人生を通して必要なんだろうなと思います。
e-Learningの進め方については、まだ模索中です。
平日昼休みや仕事後に動画とテキストを見て学習し、翌日朝にフィットネスバイクに乗りながらテキストを精読し、休日にまとめて課題をやる……という流れがいいのかな、と今のところは思っています。
動画視聴も課題も計画的にやらないと、年末年始にあわててやることになりそうです。勉強用の手帳つくって、スケジュール管理しようかな。
専門実践教育訓練給付金の申請手続き
こちらも受給手続きが完了しました。
給付金の詳細についてはこちら。
受給の申請は、原則受講開始の1ヶ月前に完了しないといけません。
私の場合は11月下旬ごろまでにやらなければならなかったので、体調不良とか不測の事態もありうるし、そこまで余裕ないなと思い、なるべくはやく手続きを進めました。
手続きの流れ
手続きの大きな流れは以下のとおりでした。
※このあたりは、お住まいの自治体で細かい流れが違うようなので、以下はあくまで参考です。実際にはご自身で調べることをおすすめします!また、受講する講座を主催する会社によっては、2の手続きを先にやらないといけないこともあるようです。
住民票のある自治体のハローワークに電話で問い合わせて手続き方法を確認。
ハローワークに行って、受給資格の有無を確認
キャリアコンサルティングを予約
ジョブカードを作成
キャリアコンサルティングを受ける
ハローワークで受給申請
6までの手続きを、受講開始の1ヶ月前までにやります。
そして、講座の受講後1ヶ月以内にさらに申請をすることで、給付金を受け取ることができるようです。
大変だったこと① 平日日中にハローワークへ行くこと
ちょっと大変だったのは、2と5&6の段階は平日日中にハローワークに行かないといけないことでした。
5&6は同じ日に同じハローワーク内で行なったので、1日で済みました。
そのため、実際にハローワークに行ったのは合計2回です。
有給休暇が少なかったり、平日にお休みをもらいにくい人にとっては、ちょっとハードルが高いです。
私は年間の有給休暇が10日間なので、わりと痛手に感じました。
5のキャリアコンサルティングの予約にも制約がありました。
ここは自治体にもよるようですが、私の住んでいるところでは毎日できるわけではなくて、木・金だけ実施しているとのことでした。
会場がハローワークなのですが、業務委託しているキャリアコンサルタントの方が木・金しか来ないからだそうです。
ちょっと地方都市(とはいえ首都圏内のまあまあ大きめな市)だから予約枠が少ないのかもしれません。
県内の別のハローワークで受けることもできるようでしたが、結局6の受給申請は住民票のある自治体でやらなければならないようだったので、移動が必要で時間もかかって効率が悪いので、なんとか指定の曜日に半日休みをもらって行きました。
都会の方は予約枠が多くても、けっこう埋まっていることもあるようなので、このあたりは予約からコンサルを受けるまで時間がかかることも考慮した方がよさそうです。
なにはともあれ、すべてにおいてはやめはやめに進めた方がよさそうです。
大変だったこと② ジョブカードの作成
もうひとつ、ジョブカードが大変でした。
ジョブカードは、キャリアコンサルティングを受ける前に、自分のキャリアを振り返って棚卸ししたり整理するツールです。初めてやりました。
web上でつくれるのでPCから作成しましたが、まじめにやったことと、途中で勝手にログアウトされて内容が消えたりしたので、合計6時間くらいかかりました……(これはかかりすぎかも)。
単に職歴を書くだけかと思っていたら、けっこう考えて書かなければいけない内容があって、腰を据えてちゃんと取り組まないといけないものでした。
でも、ちゃんと書いて行ったおかげか、実際のキャリアコンサルティングでは「たくさん書いてきましたね。こんなに書いてくるひとはあまりいませんよ」とほめられ(?)ました。
そんなに気合い入れなくてもよかったのか……。
キャリアコンサルティングを受けてみて
キャリアコンサルタントを目指しているわけですが、キャリアコンサルティングは受けたことがありませんでした。
受ける側の気持ちを味わうのは、大事ですね。
ジョブカードをもとにコンサルティングを受けて、これから受講する教育訓練が本当にその人に必要なのか、ということを確認し、キャリアコンサルタントのお墨付きをもらうことで受給申請ができる、という仕組みのようです。
正直、これまでの経歴と今後のキャリアの方向性についてのダメだしとか厳し目の質問とかあるのかな……と思って、ちょっと緊張していました。
でも、実際はそんなことはありませんでした。
ちゃんとジョブカードを書いて行ったせいもあるのか、そこまでアドバイスのようなことはなく、雑談だったり、これまでの仕事の内容を聞かれたり、キャリアコンサルタントの方からキャリアコンサルタントの実際の仕事内容について教えてもらったり、傾聴の難しさを教えてもらったり……という内容でした。
私が気になっていて質問してみたのは2点ほど。
・これまでの仕事内容は一貫性がなくて、活かせるものが少ないのでは
・今、派遣社員という働き方を選んでいるけど、その選択は一般的にネガティブにとらえられないか
これについても答えていただけました。
・これまでの仕事の中にも、キャリアコンサルタントとして活かせるものがある
・専門性のある仕事に未経験でキャリアチェンジする場合、正社員採用はハードルが高かったり選択肢が限られているから、まずは未経験で挑戦しやすい派遣社員から経験を積もうという目的のある選択なので、納得感がある
この質問に答えていただけただけでも、自分の中でスッキリ感があって、良い経験になったと感じました。
キャリアコンサルティングの時間はきっちり90分間でした。
いろいろお話を聞けたので、そんなに長い時間には感じませんでした。
受給申請手続き
こちらは、キャリアコンサルティングを受けたその足でハローワークの窓口に行き、無事完了。
必要な書類や情報がいろいろあるので、けっこう注意して用意しました。
ちなみに、マイナンバーカード発行しておいてよかったなと思いました。
今後活用したい試験対策
最近知ったこちらのサイトを試験対策で活用していきたいと思います。
まだちゃんと見られていませんが、きっと役に立ちそう。
だいぶ長くなってしまいましたが、今回の記録はここまで。
ありがとうございました。
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