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うつには何がいいのか

塞いだり、焦ったり、不安になったり、悲しくなったりしていたマイナスに捉えられがちな感情に、随分と長い間、約5ヶ月ほど襲われ続けていた。

今日、ふっと幸せだなと思える瞬間があった。明らかにほっとした気持ちを後押ししたトリガーがあった。

瞑想にiPhoneアプリのMeditopiaを利用している。音声で瞑想のやり方を教えてくれるアプリで、どんな気持ちにアプローチするか等により、目的ごとに瞑想のコースが用意されている。
今日のテーマは「”今あるもの”に感謝する」。見逃しがちな視点に気づかせてくれる。もっている幸せが予想以上に多かったことに目を向けられる。失った物ばかりに向いていた気持ちを正常な位置に取り戻せる。
今特に大きな病気なく生きているし、過酷な環境ではないし、お休みをもらって休養できている。特に、信頼できる母親の息子として生きていることに誇りを感じたのだ。私の大きな幸せは母親から生まれてこれたこと、生まれた瞬間に幸せな人生だったのだ。

トリガーとなった瞑想の言葉だけが、うつの改善をしてくれたわけではない。何が良かったのか。朝の散歩だろうか。お腹に合うヨーグルトを食べているからだろうか。朝バナナ。自分の活かしたい能力を見つけたからか。内定をもらってるからか。妹からもらったシーサーの置物か。はっきりとはわからないけれど、どれもが自分を少しづつ楽にしてくれた。

私がもっている幸せに気づくこと。つらい気持ちをしっかり聞いてくれる頼れる人がいること。支えてくれる人がいること。寄り添ってくれる人がいること。きれいな景色が見える家がど田舎にあること。小さいくて見逃しがちなことに感謝すると、気持ちが前向きになる。

辛い渦中から抜け出せる希望は、生きるという尊さを照らしてくれる。生きているだけでもいいんだ。それだけで生命としての役割を果たしているから。暇になったら好きなことをし始めればいい。焦らないで、少しづつ生きていこう。

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