薬物治療ってどんな感じ?

最初に
私は、ASDと気分障害により3年ほど服薬をしています。薬を飲んでから楽になった部分が多くあります。

薬物治療をするとどんな良いことがあるのか?止めなきゃいけないことは何?など書いてみました。

これから薬物治療を始める方の参考になれば嬉しいです。

薬を飲んでよくなったこと
①昼間の異常な眠気がなくなった。
高校時代から昼間でも強烈な眠気があり、授業中も起きていられないことが多々ありました。学生時代は”不真面目な生徒”でかたづけられていましたが、社会人になってからはこの症状は死活問題となりました。パソコンを操作している最中でも眠ってしまうのです。本当に焦って、色々な病院に行きました。しかし全く改善せず、もうサラリーマンは無理なのではと悲観していました。
薬を飲み始めてしばらくすると、昼間の眠気が嘘のようになくなりました。

②希死念慮が弱くなった
中学の頃には、この世界から消えたい気持ちがありました。高校時代に本格的に希死念慮がでてきて、長い間苦しむことになりました。現在の病院に3年ほど通院して、薬を毎日きちんと飲むことで、気づいたら苦しい気持ちが幾分和らいでいました。もちろんダメになってしまう日も沢山あります。でも毎日絶望していた日々に比べるとずっと楽です。

薬を飲むにあたって止めざる得なかったこと
①アルコール
薬を飲み始めて、飲酒をやめました。飲んでいる薬の注意事項で飲酒を控えることが記載されていたためです。主治医からは「自己責任で飲むのなら・・・・」と渋い顔をされたので、きっぱり諦めました。もともとアルコールに強くなかったので、さほどつらくはないですが、好きな方は大変かもしれません。

最後に
精神病の薬は怖いイメージを持っている方が多いと思います。私もそうでした。薬漬けになるのではないか?、自分が自分でなくなってしますのではないか?そんな不安を抱えている人もいると思います。私は3年ほど薬を飲んで、むしろ元気な自分を取り戻せた気がします。

素人の勝手な考えですが、薬物治療で大事なのは、素直になることなのかなと思います。良くなった時も悪くなった時も素直に主治医に伝える。ちゃんとコミュニケーションをとることで、先生も今後の方針を立てやすくなると思います。主治医との信頼関係はとても大切です。自分が苦しくならないような先生と出会うことも治療を続けていくうえで大事かもしれません。


参考になったら幸いです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?