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スマートウォッチが知らぬ間に進化しているんだが。

Webシステム開発企業に勤めるmaitoです。

私自身、IT業界に身を置きながら、最新のITにまつわるトピックに疎く、

自己研鑽と皆さんへの情報共有のために、noteを始めました。


少しでもプラスになれば幸いですし、もし私の見解や情報が誤っていればどんどんコメントいただけると嬉しいです^^


今回紹介する記事はこちら。


スマートウォッチといえば、真っ先にApple Watchが浮かぶかもしれませんが、最近はAppleだけでなく、


中国のXiaomiやHuawei、Huami、UMIDIGI、

スイスのGarmin、韓国のSamsung、

日本ではソニーのWenaが有名ですね。


歩数や消費カロリー、心拍数といった従来の機能に加えて、

睡眠時間や睡眠の質(レム・ノンレム時間)、睡眠時の呼吸の質

心電図や血中酸素濃度、ストレスチェックなど、

ヘルスケアに有用な機能が次々と実装されています。


GPS搭載端末のトラッキング機能は非常に優秀ですし、AppleWatchの心電図は心臓のリズム障害である心房細動を精度高くとらえられることが証明されています。


◆スマートウォッチが重大な病気の兆候を捉える?

 先程紹介したように、Apple Watchでは心電図を計測できます。

 不整脈の一種であり、リズム障害の心房細動では、血栓ができやすく場合によっては脳梗塞を起こす可能性があります。

 もし、スマートウォッチを日頃から装着し、定期的に心電図を測定できれば、病気の兆候を早期に捉えられる可能性が高くなります。


 また、睡眠の質や血中酸素濃度(酸素飽和度)を測定することで、睡眠時無呼吸症候群をとらえらえる可能性があり、運転中の居眠り運転のリスクを評価できたり、適切に医療機関への受診勧奨ができます。


 スマートウォッチ一つで生命にかかわる重大な病気を早期に発見できるのはとても社会的に有益ですね。


◆スマホとスマートウォッチの関係性

 現状では、スマートウォッチで取得したデータをスマホで管理するという主従関係ができているが、今後はスマートウォッチが主体になる可能性もあります。


 例えば、スマートウォッチのディスプレイが空中に浮かび上がりキーボード入力ができるようになったり、個人情報(運転免許証、保険証など)をスマートウォッチに取り込めたりなど

 スマートウォッチ一つでスマホの役割を完結できれば、スマホからシフトする可能性は大いにあります。


 すでに、ソニーのWena3がSuicaや電子マネー(Quick Pay、楽天Edyなど)に対応していたり、Apple WatchのCellularモデルが単独でブラウザでの検索や音声通話できたりします。


◆スマートウォッチを活用したビジネスの形

 スマートウォッチが普及すれば、ビッグデータとしてリアルタイムのバイタルサインやGPS情報、消費行動などが取得できるようになります。

 アメリカでは健康に対するインセンティブがすでに歩い程度確立されており、健康保険組合が健康に対する寄与が高い商品を購買していたらポイントを還元したり、運動時間や走行距離に応じて健康ポイントが還元されるなど


 健康が直接価値に変わる仕組みが浸透しています。


 日本でも同じような仕組みが普及すれば、スマートウォッチの市場も拡大しそうですね。

 その時に、活用方法をわかりやすく提示したり、健康に対するインセンティブの仕組みを作れる企業は強いですね。


◆スマートウォッチが知らぬ間に進化しているんだが。まとめ

 今回は、最近のスマートウォッチ事情について紹介しました。

 スマートウォッチは、本来の時計としての役割から電子マネー、健康管理、ブラウジング、通話と徐々に機能が拡張し、今後もますます進化が期待されます。


 日本のヘルスケア市場はアメリカに比べてまだまだ小規模ですが、ライフワークの中に健康管理がもっと普及する時代が来れば、必ずビジネスチャンスも広がり、健康が一つのステータスになります。


 「健康管理」が就職に有利になったり、信用の一つになるなんてこともあるかもしれません。

 

 これからも日々ITにまつわる新しい知見や、トピックについて紹介していきますので、お時間ある方はお付き合いください^^

 

 ではまた。