肯定する？好きになる？「自分と向き合う」の目的は、そこじゃない
自己肯定感を高める為に！
自分を好きになる為に！
「自分と向き合う」の目的に、
それを置いて励んでいる人が多い気がします。
わたしも確かに、
自分と向き合うことを重ねてきて
前より自分を好きになった感じはする。
だけどそれはそもそも、
自分を好きになる為にやっていないから。
自分を肯定する為にやっていないから。
それを目的にする前に、
「わたしを知りたい」というのが
一番にあったからだと思います。
一時期、自分のことが心底嫌になって、
なんかもう、どうでもいいや、、
もういなくなってしまえばいい、、
っていう時がありました。
その時に
「自分って、何なんだろう」
っていうのがすごくあった。
「何でこうなっちゃったんだろう」
ってひたすら思っていた。
それは、今考えると、
自分のことを全然知らなくて、
知らないくせに期待して
できないことを無理にしようとして
違う自分になろうとして
なれない、できない
そんな自分に絶望したからでした。
こんな自分なら、いらない。
って知らないくせに匙を投げていた。
ジャーナリングをし始めた当時、
「なんで」「わからない」
という言葉が沢山出てきていた。
泣きながら書いたことも沢山あった。
知りたいのに、分からないことが悲しい。
自分のことなのに。何も分からない。
なんで20年以上生きてきて、
自分のことすら分からないんだろう。
それは今思うと、
自分を知りもしようとせずに
自分を無理に奮い立たせて
世間の理想に合わせて
自分を肯定しようとしていた、
私のその生き方そのものが原因でした。
自分を知ろうとしない、その姿勢。
無関心。愛のない姿勢。
「自分のことを好きになれば、
もっと幸せに生きられるはず！！」
「自己肯定感がもっと高ければ、、！！」
そう思う人は多いと思う。
だけど
好きになるとか肯定とかは
本当はどうでもよくて、
大切なのは、自分に関心を持つこと。
「自分をもっと知りたい」
という気持ち。
「なんでもいいから聞かせて」
という姿勢。
これが愛だと思う。
「こう思うべき」
「こういう考え方ができたら」
って考えるヒマがないくらい
「自分はどう思ってる？」
「何を感じて、そう考えた？」
「へぇ〜。そう思ったんだ。」
小さなものを、いっぱいキャッチしていく。
それを最前列に置いて過ごす。
本当にこれだけで、人生は彩られる。
自分を知れば知るほど、愛着がわく。
別に好きになろうとしなくていい。
肯定もしなくていい。
ただ、知ろうとする姿勢。
そうすると、自然と愛着というものがついてきます。
仕事でもそうだと思う。
わたしは事務職を何社か経験したのですが、
（貿易事務と、建築事務をしました）
貿易も建築も全く興味関心がなかった。笑
とりあえず仕事、と思って面接に行った。笑
それでも、
仕事を覚えようとする過程で
自然と知識が増えていくし、
「へぇーなるほど」って
理解しながら仕事していく。
はじめは全く興味がなかった建築も、
「へぇーこういう建築資材があるんだ」
「こういうメーカーがあるんだ」
「家づくりのために、こういう技術があるんだ」
貿易も、
「ひとつの貿易をするために
こういう手続きや手配が必要なんだ」
「英語の請求書作りって、こうするんだ」
日常でそれに触れたテレビを見かけたりすると、
なんとなく親しみを感じたり
「これって本当はこうなんだよ」
と周りに説明したくなる。笑
私はこれを知ってるんだぞ！みたいな。笑
関わりが深くなっていけばいくほど、
愛着がわく経験、ありますよね。
自分との関わりもおんなじだと思う。
自分と向き合う前の私は、
自分が関わってないようなものでした。
わたしの人生なのに。笑
「私が何を感じたか」
「私はどうしたいのか」
これを無視しているなら、
それは関わっていないのと同じ。
自分の人生に、自分が関わっていない。
中心に誰も存在していない。
ノートは、
自分を色濃く存在させるためのものでもあります。
自分とちゃんと関わる。
そうすると、嫌でも愛着が湧きます。
それで良いと思う。
ノートで自分と過ごしていると、
自分の存在そのものに喜びを感じることがあります。
自分の存在に喜びを感じているから、
表面的な
「好き」「嫌い」「肯定」「否定」が
どうでも良くなる。
自分にがっかりして「嫌い！！！」
ってするときもあるし、
「なんなん、本当に！！！💢」
って全力で責め立てることもある😂
それを安心してできるのは、
自分に対しての信頼があるから。
自分ともっと深く関わっていきたいと思うから。
「好きにならなきゃ」
「肯定しなきゃ」
そうやって自分と付き合ってたら
絶対自分と向き合うのが嫌になってたと思う。
本音を見るのが怖い。
モヤモヤを書きたくない。
そういう声をよくもらいますが、
それは、
そういう自分を
肯定したり好きにならなきゃと思っているから。
好きな部分もあるし嫌いな部分もある。
よく分からない矛盾している部分もある。
でもふとした時に、
その矛盾が解けて、
「あ、こういうことか」って知れる時もある。
そういう時、すごく嬉しい。
自分を苦し紛れに肯定して、
その束の間だけで感じる一瞬の安心よりも、
はるかに大きな喜び。
知るだけで良いんです。
そこでどうにかしなくていい。
すぐなにかに結論づけなくていい。
そもそも自分を知り尽くすなんて
きっと無理だと思う。人生かけても。
全てを知ることが人生の目的じゃない。
だけど人生かけて、自分を知りたいと
自分に愛を注ぐことは価値あることだと思う。
わたしはそこにエネルギーをかけたい。
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今日も読んでいただき、
ありがとうございます。
まいちん
素敵なサポートを頂いて本当にありがとうございます🎁✨