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バイリンガル教育のために自宅で何語を話す?

夏休み、いかがお過ごしですか。

我が家のチビすけさんは、サマースクールに少しだけ参加してから、その後はのんびりと夏休みを過ごしています。今年はどこの地域も炎天下で熱中症との闘いですね。熱中症対策グッズで手荷物も多くなってしまい、お出かけするとヘトヘトになっています。

さて、今回は「バイリンガル教育のために自宅で何語を話す?」というテーマで少し考えてみます。

例えば父が英語、母が日本語、という母語をお持ちのご家庭であれば、それぞれの母語を話すことを徹底することでお子さんをバイリンガルに育てるという方法があります。これはよく聞く方法ですよね。
我が家のように、両親が同一の母語を持つ場合、どうするのが正解なのでしょう?…もちろん、正解というのは、バイリンガルに近づけるために、という意味です。

私の母は、アメリカ生活が長かったからか、簡単な単語や言い回しを英語で表現することが多いです。ちゃんと英語で話すわけではなく、日本語に英語が時々混ざります。「ルー大柴方式」といった感じです(笑)。
中途半端に英語の単語を混ぜて生活するのは、私たち子供の英語の発音を良くするのには寄与したかと思いますが、
正直言って、、変な日本語を喋るようになるだけのような気がします。
うちの姉の話ですが、相当な年齢になるまで「しゃっくり」という言葉を知らず、「ヒーカップ」しか知りませんでした。「ヒーカップが止まらないよ」と言うのは、正しい日本語ではないし、英語でもないですよね。
母には申し訳ないですが、「ルー大柴方式」はすごーく不正解な気がします。

そういった実感から、やはり、英語は英語、日本語は日本語、というようにしっかりと分けることが特に重要なのではないかと私は考えています。

両親日本語の家庭で、2つの言語をしっかりと分けて使うことを実現するためには、インターナショナルスクールに入れて、平日の昼間しっかり英語イマージョンする、家庭では正しい日本語漬けにする、それが正解、かつ現実的な方法なのではないかと思うのです。

そんな想いがあり、チビすけをインターナショナルスクールに通わせ始めたわけです。
ところが…
子供が学校で覚えた英語でいろいろ言ってくるとつい嬉しくなってしまうんですよね(笑)。
結局私も、母と同じく、「ルー大柴方式」みたいになってしまっているときがあります。

例えば、2歳児の場合、”What's that?"という質問をよくしてきます。
なんて答えるのが正解なのだろうかと迷います。
英語には英語で?
それとも、家庭では正しい日本語教育を徹底するために、日本語で返す?

それから、絵本は基本的に日本語を読んでいるのですが、図書館に行ったりすると子供が英語の本を借りたがったりします。英語の絵本を読み聞かせるのは、アリだと思うのですが、絵本を読みながら説明したり話したりする言語は英語?日本語?と迷います。

基本方針として、家庭では正しい日本語を使うことは決めたものの、このあたりの細かい答えをまだ持ち合わせていないので、今後もいろいろ考えていきたいと思います。



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