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【特別対談】芹澤隼輝×山崎颯一郎。期待の新人2人が大阪と舞洲を盛り上げる!

<掲載日:2018年1月29日>

※こちらは過去に実施した舞洲Voiceのインタビュー記事になります。

前編では、オリックス・バファローズに所属する山崎颯一郎選手とセレッソ大阪に所属する斧澤隼輝選手のスポーツ経歴を振り返っていただいた。

後編では、ルーキーである山崎選手と斧澤選手、2人のプロ1年目を振り返っていただく。さらに、打ち解けてきた2人が初めて地元を出て大阪・舞洲を訪れたときの印象や、山崎選手の子供の頃の話などプライベートにも踏み込んでお伝えする。

地元を離れ、初めて舞洲へ


-オリックスに合流したのはいつ頃からですか?
山崎:1月の初めくらいに合流して、それまでは全然関わっていないです。その時はまだ舞洲の寮ができていなくて、神戸に寮があって。ここがイチローさんの部屋か、と思ってテンションが上りましたね。立ち入り禁止みたいになっているんですけど。それから高校へは卒業式に行ったくらいですかね。キャンプが終わって3月くらいに今の寮に移って来ました。

斧澤:寮はまだ見たことないです。

山崎:設備は良いですね。セキュリティが強くて、オリックスの選手しか入れないようになっていて。1階に広いトレーニングルームやトレーナールームがあって、部屋は1軍選手のほうが少し広いんですよ。2軍は神戸の寮より少し狭いです。

-オフは何をしているのですか?
山崎:バスに乗って出かけることもありますけど、基本はずっと舞洲にいますね。ユニバ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン 舞洲からバスで20分ほどで行くことが可能)の年パスも持っていて、最初はかなり行きましたね。今は梅田で映画を見たり、買い物したり。

斧澤:僕も同じ感じですけど、寮が結構いろいろな場所に行きやすいところなんですよ。梅田も難波も全部近くて、乗り換えも楽で。周りにもご飯屋がちらほらあって、隣にコンビニもあるし、温泉もあるし。高校からずっとその寮です。

山崎:オリックスは高卒だと5年目まで寮にいられます。活躍して1軍に上がって、一人暮らしできるくらいの資金が貯まれば、寮を出ていっても良いという感じじゃないですかね。

-舞洲にはセレッソのクラブハウスもありますが、舞洲に初めて来た時の印象はいかがでしたか?
山崎:僕が来た時は何もないなという印象でした(笑)

斧澤:最近ちょっとコンビニ増えたな、みたいな(笑)

山崎:でも、その分、野球に打ち込めるというか。

斧澤:練習の時にしか来ないですけど、クラブハウスも綺麗で、環境はすごく恵まれていると思います。

-地元(山崎選手は石川出身、斧澤選手は長崎出身)から大阪に来た時の印象はいかがでしたか?
山崎:石川よりは間違いなく栄えているので、遊ぶところがいっぱいあるなとは思いましたね。敦賀気比高校は福井県だったんですけど、関西の選手を多く集める高校だったので、関西人と生活をしていて、大阪の人は気が強いなと思いましたね。

斧澤:最初に来た時は怖いなと思いました。喋り方も九州と関西では違うし、もう慣れたんですけど。ビルが高くて上を向いて歩いていたら「田舎者と思われるで」みたいな(笑)すぐバレるよ、と。

-長く住んでいると関西弁がうつるということも聞いたことがあります(笑)
斧澤:4年も住んでいたら結構うつりますね。元から喋り方に標準語が多いので、混ざった感じはありますけど。

山崎:僕も混ざっていますけど、地元の方言は結構出ますね。高校で周りが関西人だったので少し関西弁になっていくんですけど、ふとした時に出ていじられることはあります。


斧澤選手も気になる、山崎選手の高身長の秘密


-プロ1年目のシーズンはいかがでしたか?
山崎:初めて投げたのが7月の後半くらいでした。自分が思っている以上の活躍はできなかったですけど、怪我せずに1年間やれたことは大きかったと思います。学生だと際どいボールも振ってくれるんですけど、プロは際どくても振ってくれなくて、どう打ち倒そうかと考えていました。

斧澤:高校3年生の時から※U-23のチームで出てはいたんですけど、そこまで試合に出させてもらったわけではないので、活躍はできていないんですね。ルヴァンカップで何試合かトップチームの試合に出て、U-23とトップでは観客も全然違うというのを体感しました。その中でやれたのは良い経験ですし、来年に生かせるかなと思います。ルヴァンカップは決勝に出られなかったのは悔しいですけど。
※C大阪はJ1を戦うトップチームに加えて23歳以下のチームを作り、J3を戦っている。このチームには下部組織の選手も出場する。

-チーム内に同級生はどのくらいいますか?
山崎:5人ですね。1人、山本由伸というピッチャーがいるんですけど、斧澤くんにめっちゃ似てる(笑)第一印象で似ていると思って、声も。系統は結構似ているなと思います。

斧澤:山崎くんは第一印象で「でかいな、いいな」と思いましたね(笑)

山崎:昔からどんどん大きくなっていって。今回身長を測って、191cmか192cmくらいいっているかなと思ったんですけど、189cmです。もう止まったんじゃないかなと。

斧澤:どうしたらそんな身長高くなるんだろう?結構食べたんだけどな。

山崎:とりあえず寝る。親から聞いたんですけど、すごい寝る子だったらしいんですよ。寝て、動いて、ご飯食べて、寝る。

斧澤:俺も結構寝ていたんだけど(笑)

山崎:あとは母親は170cmで、父親は180cmなんですよ。

斧澤:ああ、それだ(笑)。僕のお母さん小さいですから。

山崎:でも、服とかなかなか見つからないです。足も29cmあります。29cmの靴ありますか?と聞いてもなかなかないですね(笑)

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一つのスポーツでなく舞洲のファンになってほしい


-お互いにサッカーと野球を見ることはありますか?
山崎:テレビをつけてサッカーがやっていたら見ることはあります。

斧澤:僕は結構甲子園を見ますね。去年も見ていたので、敦賀気比高校の名前も知っています。山崎くん、投げてたんだ、と思いました。その時は僕の先輩が敦賀気比の友達が多くて、一緒に見ようということで、みんなで見ていました。

山崎:高校サッカーはテレビをつけてやっていたら見ていましたよ。地元の星稜高校が強豪でよく出ているので、どこまでいっているんだろうと。

-お互いに自分のやっているスポーツは見ますか?
山崎:僕はあまり見ないですね。選手とかもよく分からないです。

斧澤:やっていたら見ます。自分の試合は見るようにしますけど、それ以外はそんなに見ないですね。

山崎:2軍の試合とかで、「あの選手来てる!」と周りは驚いたりするんですけど、僕は「え、誰?」みたいな。「知らないの?」と言われることはよくありますね。

-お互いのチームに知り合いはいますか?
斧澤:いないですね。オリックスの選手をあまり知らなくて。

山崎:僕は柿谷(曜一朗)選手は分かりますね。代表戦で見たことがあります。1回エヴェッサの試合を見に行ったことはあります。

斧澤:バスケもできそう。

山崎:バスケも好きなので、どんなもんだろうな?と見に行ったら、みんなかなり大きいし、スキンヘッドで刺青も入っていて、当たったら怖いなあと思いました(笑)

-最後になりますが、応援しているファンの方へのメッセージをお願いします。
山崎:セレッソファンの方には、サッカーだけでなく、野球もやっていたら見てほしいです。身長が高くて、ちょっと盛り上がったマウンドから投げる自分を見てください。

斧澤:セレッソの選手はかっこいい人が多いので、野球ファンの方もサッカーを見に来て、女性の方は“セレ女”になって応援に来てくれたら良いかなと思います。僕自身のプレーとしては献身的なところやゴール前で得点に絡むところ。攻守のアグレッシブさを見てほしいと思います。

<前編はこちら!>

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