「原点は会場にあるねん!」大阪エヴェッサMC・たつをが届けたいエールの形
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「原点は会場にあるねん!」大阪エヴェッサMC・たつをが届けたいエールの形

<トップ写真提供:大阪エヴェッサ>


舞洲プロジェクト「大阪にエールを!リレー企画」がスタート!

前回の西川大介さんに続き、今回は、大阪エヴェッサのMCを務めるたつをさんにお話を伺いました。


コロナ禍で直に感じたファンの方々の存在感や、MCだからこそわかる選手の変化。そして何より、たつをさんがMCとして最も大切にしていて、コロナ禍が明けたらやりたいこととは?

(取材日:2021年6月16日)

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<写真提供:大阪エヴェッサ>


ファンの方々がいるからこそ、熱狂が生まれる

これまでは、MCをやる上で、その場にファンの皆さんの応援があることが当たり前でした。普通の応援はあるという前提で、MCとしてもうひとつ上のボルテージに持っていくのが、仕事だと思っていました。

でも、無観客試合が続き、応援は当たり前でないんだと実感しました。応援の力の偉大さを感じたというか。


もちろん僕なりの工夫はしていました。MC席のマイクの横にSNSを開いた画面を置いて、ファンの方々の声をリアルタイムで拾ったり、ハーフタイムにSNSにアップされているファンの方々の声をスクリーンに映し出して紹介したり。しんどい今、勝負どころの今、どうすれば選手の背中を押せるのかとずっと考えていました。

でも、会場では常に一人。めちゃくちゃ孤独でした。「お前ら行くぞー!」と叫んでも、画面上で届いていたとしても何の返事もない。「ハリセン叩けー!」と言っても、叩く音は帰ってこない。選手に「何言っているの」と思われているのではないか、ファンの方々の声をどうすれば選手に届けられるのか、と悶々とした日々が多かったですね。

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アリーナに来てくれるファンの方々の存在感を、こんなにも感じたことはありませんでした。僕は、ファンの方々の応援をワンステップ先に持っていくことはできても、ファンの方々がいなければそれすらできない。会場に生まれるあの熱狂は、僕一人では作り上げることができないんだと痛感しました。

選手の背中を後押しできるのは、ファンの方々だからできること。そのために、僕は「もう一度エヴェッサの試合が見たい」と思ってもらえるようにすることが仕事なんだな、と。

昔、MCの大先輩の方に言われた言葉があります。「MC人生で、お前の力で勝たせられる試合は、1試合あるかないかや」と。その意味がようやくわかりましたね。


少しずつ有観客になってから気づいたのは、ファンの方々もスポーツを現場で見れる価値を感じているんだなということです。大阪って、負けると「何してんねん!」となる文化があるんです(笑)。僕の感覚ですけど、その大阪の文化を超えて、ファンの方々が暖かくなった気がします。負けたとしても、「試合を見せてくれてありがとう」という気持ちが拍手にこもっているような。スポーツを、みんなで会場で楽しめる価値を再確認しているのはファンの方々も同じなんだなと感じています。


「目の前にいるファンの方々の声を、選手に直接届けたい」

舞洲という場所においても、変化を感じました。もちろん、コロナ禍で来る人が減ったなというにはあります。でも、ランニングやロードバイクを楽しんだり、キャッチボールをしている人が増えた気がするんですよね。3チームの拠点があることからスポーツファンの方が来るイメージがありましたが、スポーツを“する”人がこんなに舞洲にいたのかと気づきました。

舞洲プロジェクトでいうと、これまで以上に3チームを同時に巻き込むという舞洲ならではの強みを活かせているような気がします。例えば、3チームのファン・サポーターの方々を募集して、みんなで3チームいずれかの試合をオンラインで観戦しようという「おとなり応援」企画。

3つのスポーツチームが徒歩圏内に集まっているのが日本で舞洲しかない中で、今後に繋がる土台となる企画だったのではないかと。コロナ禍が明けた時に、この経験をリアルでのチームを超えた企画に落とし込んでいきたいですね。

具体的にひとつやりたいのは、会場ツアーです。セレッソ大阪やオリックス・バファローズのファンの方々に、僕がおおきにアリーナを案内したり、エヴェッサのファンがセレッソやオリックスの施設ツアーに参加したり。

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<写真提供:大阪エヴェッサ>


コロナ禍が明けて個人的にやりたいことは、選手にファンの方々の声を直接届けることです。

試合中に客席まで走って行って、ファンの方にマイクを向けて選手に応援の声を届けること。これがやりたくて、ファンとコートの距離が近いバスケを選んだというのもあります。本来はずっとMC席にいて緊急事態でも対応できるようにしなければいけないのですが、僕はむしろ「MC席には座り過ぎない」と決めています。

いろいろな観戦方法やスポーツの楽しみ方が広がりつつありますが、スポーツの原点が現場にあることには変わりありません。やっぱり、目の前にいるファンの方々にマイクを向けて、選手を後押ししたいです。どんな大きい企画よりも、これに尽きますね。

リーグ戦を勝ち抜きエヴェッサが「B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2020-2021」(通称:チャンピオンシップ)に初めて進んだシーズンだったものの、何か選手を応援しきれなかったと無力感を感じたシーズンでした。ファンの方々がいるありがたさ、本当に選手が求めていること、これまでは考えなかったことをリアルに感じました。

改めて、来シーズンはさらに大阪エヴェッサを、そして舞洲を盛り上げていきます!ぜひとも応援よろしくお願いします!

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【大阪エヴェッサ、オリックス・バファローズ、セレッソ大阪】のプロ3チームの活動拠点となっている大阪舞洲エリア。大阪市と共に、スポーツで大阪を盛り上げたい!舞洲だから実現するスポーツコンテンツをお届けしていきます!