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ハッと目を奪われるオンナが持っているもの


女性を描くイラストレーターとして、これまで多くの魅力的な女性を観察して描いてきましたが、20代後半に発見したことがあります。それは「ハッと目を奪われるオンナは、品と色気をあわせ持っている」ということでした。

そんな女性にすっかり魅了された私は、30代に入ってから「おいしそうな女」と呼び始め、自ら「おいしそうな女」を体現できるように、研究と実践を繰り返してきました。

皆さんにも、品と色気をあわせ持つ「おいしそうな女」になるための方法を伝えていきます。

今回は「品とはどういうものか?」「色気とは何なのか?」ということを分析します。

「品」について辞書を引くと、「人や物にそなわっている、好ましい品格・品質」とあります。

では、品格とは?「その人やその物に感じられる気高さや上品さ」とあるのでさらに深く調べてみると、上品さとは、「品質の良いこと」とありました。

とすると、品質の良いファッションアイテムを身につけたり、人として気高いマインドを持てば、品があるように見えるのでしょうか?

ある意味、当てはまる部分もありますが、外見面を「上品」にするためには、なにも高価なモノばかり身につけないといけない・・・というわけではありません。

「品」は、ファッションの色と形と素材の工夫次第で持つことができるので、追って、お伝えしていきますね。

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次に「色気」について。

「人をひきつける性的魅力」「愛嬌 、愛想、おもしろみ、風情」「女っ気」とあります。

「オンナであることを遠慮なく周りにアピールする」というイメージがありますよね。外見と内面の両方から醸し出す雰囲気だということも分かります。

私が気になったのは「風情」というワードです。

確かに、オンナの色気には「風情」を感じます。日本画の中の女性たちに色気があるように、色っぽい女性は、作品に描く対象として非常に魅力的なのは確かです。

色気には、独特の趣があり、人を酔わせるムードがあるからです。なので「色気」だけで、魅了される男性が多いのも一理あります。

ただし、「色気」はありすぎると、魔物にもなりうる要素、ともすれば「男性からしか理解されない雰囲気であり「下品」にもなりかねない。取り扱い注意の要素でもあります。

だからこそ「品」があることが大事なのです。

「品」と「色気」という、相反する要素を掛け合わせることで、オンナの魅力はさらに増す、そんな風に思います。

考えてみてください。

高価で品質の良いアイテムで、ばっちり決めた女性になればなるほど、隙がなくて、おもしろみが足りなくないですか?

凛とした上品な雰囲気を持ちつつ、どこか風情のある女っ気漂う人の方が、ハッと目を奪われるものです。

この方式は、20代後半に出会った、ある「おいしそうな女」を観察することで、見つけました。

文・イラスト 「おいしそうな女」になるサロン主宰 柴崎マイ


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