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FORZA!HONDA 🇮🇹ミラノの旅(③ミラネッロへ)

試合翌日私たちはミランの練習場、ミラネッロへ!

ミラニスタさんから、ミランの練習は午前中で、終わるのは昼ごろだからその時間に合わせて行けばいいよ、とアドバイスをもらっていた。

ミラネッロはミラノから鉄道とタクシーで1時間半くらいかかる。
ちょっとした小旅行だ。

トラブル!!ミラネッロに行けるか!?


お昼前に行けばいいね、と私たちはちょっとのんびり支度していたら、出るのが遅くなってしまった。
しかも乗る予定の列車のホームかわからず、駅中探し歩いてしまい、1本乗り遅れてしまった。

次の列車で間に合うか心配になってきて、本田さんファンのケムさんにLINE。
ケムさんは何度かミラネッロに行っているから色々詳しい。

『選手って練習終わってどのくらいで出てくる?』と聞いたら、おそらくシャワー浴びたりするから12時ころじゃないかな〜と教えてくれて、それならなんとか間に合うかなとちょっと安心。
ガララーテという駅にはタクシーが待ってるから、それにすぐに乗ればなんとか間に合いそうだ。

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落ち着かないまま列車にゆられ、ガララーテ駅に着いた。
急いで駅の外に出てタクシーを探す。
いつもいるよ、というタクシーの姿が全くない!
え?どうしよう( ;∀;) 
ミラネッロに行けない、間に合わない、本田さんに会えない、、
急いでタクシーを探さなければ、、

近くにいる人に手当たり次第、タクシー呼びたい、どうしたらいい?と身振り手振りで伝えた。タクシー乗り場のとこに行ったら、タクシー会社の電話があったので近くにいた人が電話してくれた。でもタクシーはないと言う。
時間がどんどん過ぎていき、焦ってきた。
もうこうなったらここにいる人みんなに協力してもらおうって思った。(笑) 

S子さんは売店の人にタクシー呼べるか聞いてくるって駅に戻った。
私は周りの人にどうしたらいい?と聞きまくる。
そんな時に、目の前にタクシーが通り過ぎた!
でも止まってくれない! あ〜っ待って〜と思ったら
横にいたお兄さんが、大声で『タクシー!!!』と手を挙げてタクシーを止めてくれたのだ。

タクシーは止まってくれた!
私はS子さんを呼び戻して、二人でタクシーに乗り込んだ。
止めてくれたお兄さんが『ミラネッロまで!』と運転手に伝えてくれた。

お兄さんにグラッチェ、グラッチェとお礼を言って別れた。
ほんとに感謝。
やっとミラネッロに出発できる。 
車の中でどっと疲れが出た。
ガララーテ駅にいた皆さんお騒がせしてすみませんでした。


ミラネッロ


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森の中を走ってくと、ミラネッロの案内が見えてきた。
無事に着いたようだ。
私たちはミラネッロのクラブハウスのかなり手前で降ろされた。
奥にあるからここから歩いて、みたいなことを運転手が言う。

クラブハウス方面を見ると、数台の車が出て来始めてる。
『選手だ!!』

慌てて二人でクラブハウスに向かって走った。
『本田さんはまだ出てこないで〜〜〜』と心の中で叫びながら必死で走る。
網の向こうのミラネッロの番犬にキャンキャン吠えられながら。

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走ってたら1台の車とすれ違った。
ミハイロビッチ監督が乗ってた。監督は必死に走る私たちのことを見て笑ってた。
ミハに笑われてしまった(^_^;)。

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ミラネッロの入り口まで来たら、10人くらいのイタリアのサポーターが出待ちをしてた。混んでる時だと選手の車を見逃してしまうこともあるようだけど、今日は少ないようだ。 私たちも彼らと一緒に待つ。
オンダは来たか?と聞いたら、オンダはまだだと言う。
(オンダ=ホンダのこと)

本田さんはまだこれからなのかとホッとする私たち。

しばらくすると車で選手が出てきた。
カラブリア、ドンナルンマ、サパタ、続々と車で帰ってく。
ドンナルンマ、サパタにサインをもらい写真を撮ってもらう。

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今日はサブ組だけが練習があったようだ。
たまに翌日練習はオフになる場合もあるからとりあえずよかった、と思う。
本田さんもきっと来てるはず。

今やパリサンジェルマン、イタリアを代表するGKまで育ったドンナルンマくん。

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メクセスがでてきた!メクセスにはメクセスの写真にサインをもらえて写真を撮ってもらった。

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本田さんの登場



メクセスにファンサが終わりかけた頃、周りのサポーターが『オンダ、オンダ』と言い出した。振り返ると 目の前に本田さんを乗せた車が出てきた。

わ、わ、わ、わ、本田さんだ〜〜〜!!!

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本田さんの車に後光が刺して、まるで王子が表れたかのよう。

車はゆっくりとサポーターの前で止まる。

車にファンが群がり始めた。

イタリア人のミランサポーターと代わる代わる写真を撮る本田さん。
一人一人丁寧にサイン。

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イタリア人が一通りファンサが終わると、ジャポネどーぞと私たちにファンサの番を譲ってくれた。
車に乗ってる本田さんに、『サインいいですか?』って言ったら
本田さんが『は〜〜〜い。」と応えてくれた。

今まで本田選手にファンサをしてもらったことはあるけれど、だいたいいつも無言で、たまに頷くくらいだったクールな本田さんが、ニッコニコで『は〜〜〜い』って優しく応えてくれた。声を聞けるだけでもすごいことなのに、『は〜〜〜い』って。
しかも『はい』じゃなくて『は〜〜〜い』って!笑。

こんな優しい本田選手に会えてもう最高に幸せだった。
(後で動画撮っておけばよかったねと後悔ww)

S子さんと私のユニフォームにサインをしてくれる本田さん。
HONDAとサインに入れてくれた。感激( ;∀;)

しばらくの間、私たちで本田さんを独り占め状態。

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サインをしてもらった後に私はツーショットを撮ってもらい握手をしてもらった。 
最後に二人でミランユニを着せたダッフィをクリスマスプレゼントで渡し、お礼を伝え、頑張ってくださいと本田さんを見送った。
最後までにこやかに対応してくれた本田選手。
本当にありがとうございました。

私たちのプレゼントを受け取ってくれた本田さん。↓

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無事に本田選手に会えて最高な気分。ミラネッロをバックに。

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帰りのタクシーが呼べない( ;∀;)


幸せな時も束の間、ミラネッロの警備のおじさんがもう終わりだよと門を閉め出した。私たちは行きのタクシー運転手からもらった番号にタクシーを呼ぼうと電話した。 が、イタリア語の音声案内で全く何言ってるのかわからなかった。
オペレーターに繋がらないとタクシーが呼べない。
どうしようと不安になっていたら、巡回してるパトカーが通った。
お巡りさんにも聞いてみたけどよくわからなくてタクシーが呼べない。

タクシー呼べなかったらどうやって帰ろう?
イタリア人のサポーターは自分たちの車で帰って行ってしまってミラネッロには私とS子さんのみ。

もう一度タクシー会社に電話してみた。 最初のイタリア語のとこでウノなんとかと言ってるように聞こえた。 もしかして『ウノ?』と思った。
そうだ、イタリア語の数字だ! 番号を押せばオペレーターにつながるんだと閃き
音声の後に番号を押してみたら、やっと英語のできるオペレーターにつながったのだ。

よかった〜。 英語でミラネッロにいるからタクシー呼んでと伝え、その後無事にタクシーも到着。 私たちはガララーテの駅まで戻ることができた。

ガララーテからミラノ方面の列車にも無事に乗れた。
まだ時間が早いので帰りにサンシーロで降りて サンシーロスタジアムツアーに参加することにした。  今日の楽しみはまだまだ続く。

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