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継続の基準って?子どもの性質塾に入りたい!親戚を巻き込んでの騒動。の巻。

こんにちは。
 
マザーズティーチャーの
佐藤麻衣です。
 

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継続の基準って?子どもの性質
塾に入りたい!
親戚を巻き込んでの騒動。の巻。

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※長文です。

小6の頃私は、
地元密着でやっているある大手学習塾に行きたい!!

と言い始めた。


近所の個人塾では物足りなかったらしい。





私の母は、私の行きたいという希望を叶えてくれた。


入塾テストを受けていよいよ春期講習。


忘れもしない、

あれはアルファベットを習い始めた英語の授業。



確認テストで隣の子と答え合わせしたら


私ともう1人の男の子以外は全員ミスをして不合格だった。



特別クラスだったので、全問正解以外不合格、という基準だった気がする。




途端に先生は、怒鳴り散らした。

内容はよく覚えていないがめちゃくちゃ怖くて、


自分は合格してたのに全然平気になれなくて雰囲気・空気感に馴染めず



なんとか頑張って1ヶ月くらい通ったけど、


限界だった、、


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「もう、塾はいけない」

泣きながら母に訴えた。

塾の先生は、近隣の他校舎を勧めてくれた。

そちらの校舎の方が麻衣さんには雰囲気が合ってるかもしれない。

ここで辞めてしまうのは勿体ないから。

と、掛け合ってくれた。

私は

「そっちの校舎に変わりたい」

と何度も訴えた。


だけど、母は、猛反対。

"通うか、辞めるか"その2択しかなくて

母に理解してもらえない悲しさと

それでも元の塾には通えない、通いたくない気持ちになんでだろう?

と自分でも訳が分からなくて辛かった。

その後、親戚を巻き込んでの騒動に。


どうして親戚を巻き込んでの騒動になったのかは分からないが、

叔母さんや祖母は私の味方をしてくれた。


特に叔母(母の妹)は

「どうして変わりたいと言って

変われる先があるのに

変わらせてあげないの!」

と。

一方母は、

「叔母には関係ない!!絶対に変えない!」

ととにかく頑なだった。

私は泣きじゃくっていたことを覚えている。

それでも最終的には

母も、私の気持ちを汲んでくれて校舎を変わることができた。

私はその校舎ではとても伸び伸びと過ごした。

一度も塾に行きたくないと思ったことがないくらい、毎回楽しくて仕方がなかったことを覚えている。

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ここまで書いてきたことを懐かしみながら
先日、母と電話で話をした。


今ではもう笑い話だ。



あの時なんであそこまで
反対したのー?と。

母は答えてくれた。


(母)
母自身は近所の塾で良いのにと思っていた。

私が大手の塾に行きたいと言い出したのに
その本人が1ヶ月で辞めたいと言い出した。


いじめられたり、勉強に
ついていけなくて辞めたいなら

まだ気持ちも理解できた。



でもなぜ?
勉強だって順調に理解出来て
いじめとかもなくて、

ただ、
他の子が間違えて怒られてるのを見たり、
その空気感が耐えられない。
だから、行けない。


それが母には全く理解出来なかった。



大丈夫でしょう?
行けるでしょう?
そんなことではつまづく子では
ないでしょう?




学校だって普通に楽しく行けてたから
なおさら母は思ったのかもしれない。

突然、なぜ、こんなことで?

と。


母の理解のキャパシティを
完全に超えた出来事だったのだと思う。


これが1つ目の理由。




それから、

簡単に行きたい→辞めたい

では、すぐ諦める子どもになって
しまうかもしれないから教育上ダメだと思った。


これが、2つ目の理由。


最低3ヶ月は辛抱が必要だと
思っていたのにたった1ヶ月。


でも、結果、校舎を変えてもらって
本当に良かったと思ったそう。



そこから、母は
こう続けてメッセージをくれた。

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自分の子どもの性質をよく
分かっていなかった


もし、自分の子が

簡単に諦める子ではないと

分かっていたなら



例え1ヶ月でも

校舎を変わりたいと私が言うのは

むしろ本当に限界なんだ


続けたいからこそ、

校舎を変わりたいと訴えているんだと

お母さんは知ったんだ、って。


・環境を変えてあげるのも
時として親には必要なこと


・一番は、子どもの性質を知ること


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このメッセージを
受け取る前の私は

どうして変われる校舎があったのに
そんなに場所も遠くもなかったのに
あんなに反対したんだろう?

と??とちょっとまだ母に対しての批判的な
気持ちがあったけれど、


メッセージを受け取った後は
真反対の気持ちになった。


むしろ、あの当時

私がお母さんの立場だったら
同じように悩むかもしれない。と



・想定外の出来事に動揺する気持ち
・簡単に物事を諦める子になってほしくない
という価値観、思い

は、どれもいたって自然なことのように
思うからだ。




そして

校舎を変わることも、結果的に
良かったと私も母も思えることに
なったけれど、


でもそれが"唯一の正しい解"だったかは
誰にもわからない。



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継続の基準や、定義も
同じ場所ではないかもしれないけれど、
思いは継続してるかもしれない。


諦めない、という価値観も
子どもの心の声を全て無視してでも
諦めさせないことが正しいとは限らない。


いじめがないから、学校に行けるに違いない
自分は叱られてないから、学校に行けるに違いない
それは本当なのか?
あなたと目の前の子どもは本当に同じ?


それはまた逆もしかり。


だから、子育てに限らずとも
ひとつの出来事に対して、
自分たちらしい答えを出していくために
いろんな方面から物事を見ていくしかないのかもしれない。



とはいえ、簡単にはいかずに
悩むものですが。



でも、こうして
ふっと立ち止まって考えることが
出来るだけで、スパイラルのように
落ち込むことからは脱却できるかも
しれないし


希望が見えたりする。



私は母親譲り?の
超白黒思考・なんでも決めちゃう人間なので(笑)


こうしてトラストコーチングや
マザーズコーチングで
コミュニケーションを学んでいます。



私にまだ子どもはいないし、
自分の元に授かれるかは
分からないけど、

マザーズコーチングで引き続き、
学び続けていたいなと思っています。












マザーズティーチャー
佐藤麻衣
 


 
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