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緩和ケアって何? #1

初めまして。緩和ケア医の四宮敏章と申します。これからはDr. Toshと呼んでください。

本日から緩和ケアの本流というチャンネルを開設し、皆さんに緩和ケアを知ってもらい、より身近に感じていただけたらと思い、これから動画を発信していきたいと思っています。

ところでみなさん、緩和ケアってご存知ですか?

知ってるよ!という方もいれば、知らないという方もいらっしゃると思います。知っていても、緩和ケアは終末期のがん患者さんのためのケアだと理解している方が多いのではないでしょうか。

今日も新規の4人の患者さんとお話をさせていただいたのですが4人とも緩和ケアという名前すら聞いたことが無いようでした。

私は15年緩和ケアに従事しているのですが、多くの方が緩和ケアを正しく理解できていない現状を日々実感しています。 

緩和ケアとは、がんなどの重たい病気を抱えた患者さん、そしてその家族の方々の様々な苦痛をケアするものです。

また、終末期だけではなく、がんと診断されたときから、がんの治療と共に行うものが今の緩和ケアです。

https://www.ncc.go.jp/jp/cis/about/opinions/ikenkokankai/20130425/207.pdfこれはがん国立研究センターの情報です。わかりやすいのでぜひ参考にしてください。

ここにも書いているように、今では2人に1人ががんになると言われています。がんは現代社会において、とても身近な病気であり、あなたもかかるかもしれません。現に、私もがんになる可能性は十分にあります。

がんになると、様々な身体的な苦痛、精神的な苦痛、はたまた社会的な苦痛に晒されます。

たとえ、患者さんがどのステージのガンであっても、これらの苦痛に対処することは患者さんやご家族の生活の質を向上させる、治療を前向きに考えられるようになる、治療効果を高めるなど良い効果があります。

実は、緩和ケアは患者さんだけではなく、その家族や友人、さらにはその医療者までもが対象です。

したがって、これからYouTube、noteなどの媒体を使って、患者さん、ご家族や支援者、さらには医療者の3方向に向けて情報を発信していきます。

ぜひこれから私の情報を活用してください。

あなたやあなたの大切な人のサポートになれば幸いです。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

私は、緩和ケアをすべての人に知って欲しいと思っています。
このnoteでは緩和ケアを皆様の身近なものにして、より良い人生を生きて欲しいと思い、患者さん、ご家族、医療者向けに発信をしています。

あなたのお役に立った、と思っていただけたたら、ぜひ記事にスキを押して、フォローしてくだされば嬉しいです。

また次回お会いしましょう。

お大事に。



ここまでお読み頂きありがとうございます。あなたのサポートが私と私をサポートしてくれる方々の励みになります。 ぜひ、よろしくお願いいたします。