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【教訓】名言の後に余計なことを言ってはイケない…


名言、と言って良いのではないか。


1.「愛とは、逆境の時に分かるもの」

2.「逆境の時に愛してこそ、本物の愛」

3.「パートナーが何度も浮気し、それでも
  別れないというのは、それは単なる依存」


以上のセリフだ。


このセリフは、僕の目の前で、その人自身の考えとして言い放たれた
決して、借り物の言葉などでは無かった。

この名言は、誰が言ったのか。


妻の、ゆかりちゃんだ。


名言の後、部屋の空気が、りんと清められた感があった。
高潔な空気を感じたからか、ゆかりちゃんは間髪入れず、以下の言葉を付け加えた。



「今野。
 そこに愛は、…あるんか?」



・・・。

僕は絶句した。


…CMやん!
…大地真央さんのマネやん!


ゆかりちゃんは、これらのCM ↓ が大好きだ。


大好きなCMだと、僕は知っていた。

しかし!
名言の後に言うセリフではない。


名言の後には余計なことを言うべきではない。……と僕は思った。
照れくさくても、何も付け加えてはイケない。

そんな原則を、
そんな人生哲学を、

僕は、妻のゆかりちゃんから学んだ。






おしまい


※この記事は、エッセイ『妻に捧げる3650話』の第1609話です
※ありがとう。僕は、ゆかりちゃんが大好きです

PS

私、奈星 丞持(なせ じょーじ)は、note創作大賞2024に応募しました。

小説です。タイトルは『恋の賭け、成立条件緩和中』です。
こちら ↓ です。

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