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第237話 映画『えんとつ町のプペル』を、僕なりに全力(超微力)応援する記事-その⑥【オンラインサロン】


西野さんは、2016年2月頃、オンラインサロン「西野亮廣エンタメ研究所」を開設しました。

ちょっと自信が無いが、最初は「300人からスタートした」と、どこかで聞いたか読んだかした、そんな気がする。


◆吉本興業に「一緒に」と声をかけてた

西野さんは、かなり【愛社精神】にあふれている。直営業問題とかで、吉本興業が叩かれたときも、冷静な分析と愛社精神あふれるコメントをしている。(これ↓なんかもそう)



で、西野さんは、オンラインサロンを始めるときに、吉本興業に声をかけているんです。「一緒にやりましょう」と。

当時は、世界中のほぼほぼ全員が、【オンラインサロン】を知らなかったので、無理もないのですが、当時のマネージャーは、「上と相談します」と保留にしました。

いつまでたっても回答がなく、西野さんが催促します。すると、マネージャーを介して行われた吉本興業の回答は、「良く分からないから、ひとりで勝手にやってください」だったのです。

それでも西野さん。もう一度、説得します。「一緒にやった方がイイと思うよ~」と。

それでも答えは「NO」だったのです。


◆叩かれた

この、オンラインサロンも、世間から叩かれます。

「搾取だ!」「宗教だ!」と叩かれたそうです。西野さんの声をお借りすると、どうも我われ日本人には、新しいことへのチャレンジを「胡散臭い」として叩く慣習がある。

欧米のように「クール!」という文化がない。

「ひな壇に出ない」と言って叩かれ、クラウドファンディングを行なったら叩かれ、オンラインサロンを始めたら叩かれました。

ボコボコです。

世間は、「この人は、叩いていい人」と認知したのかもしれません。

※ ちなみに、この頃の僕は、ビジネスに没頭し、ほとんどTVを観てなかったので、この辺のことは、今年になって知りました)(西野さんに、ちょっとでも好かれたく、本当のことなので、自己弁護しておきます)(なぜか、西野さんが、この記事を読む前提


◆サロンメンバーが7万人を突破

現在、西野さんのオンラインサロンは国内最大です。海外には、オンラインサロンはないはずなので、世界一なのかもしれません。

現在、会員数は、7万2千人です。

サロンの費用は月額1,000円でしたが、最近980円に値下げしました。

7万2千人✖980円=7千560万円 これが月額です。
7千560万円✖12ヶ月=8億4千万円オーバー これが年間売上額です。

吉本興業、大失敗です。「知らない」で思考停止すると、年間4億円損します。知らないことを、イコール胡散臭いとしている、あなたは、要注意です。


◆オンラインサロンとは

オンラインサロンとは、現在さまざまなサロンがあります。

その、ごく一部を、僕のイメージで「こんなんかなぁ」と、ふわっと説明します。正確な情報ではありません。

1.情報提供タイプ 

①「稼ぎ方を教えます」的な、オンラインサロン

②「ビジネスに役立つ最新情報の提供」的な、オンラインサロン


2.コミュニティタイプ

共通の趣味で集まり、和気あいあいと「交流」するオンラインサロン


3.ファンクラブタイプ

①人気タレントと、濃い絡みが期待できるオンラインサロン

②人気インフルエンサーから、より濃い学びができるオンラインサロン


おそらくは、ここでふわっと紹介した以外のサロンもあることでしょう。要は、「オンラインサロンとは、何?と聞かれても、その特徴はバラバラだ」ということなのです。


発生の原因 (じょーじの仮説:妄想ともいう)

定義は、「インターネットを活用したサロン(閉ざされたコミュニティ)」という、ほぼほぼ、「オンラインでのサロンです」と同じになるかな。

有料のオンラインサロンと無料のオンラインサロンとあるのでしょうが、一般的に「オンラインサロン」と言った場合は、有料のサロンを指しているように思われます。

発生は、つながりすぎるSNSが「うっとおしい」から、かな。主義、主張の異なる人と、あえて【つながらない】を選択した、そんな、狭くてもかまわないSNS。

心無いコメントとか、罵詈雑言に、辟易した賢者が、思いついたのではないだろうか。


共通点(おそらく)

・交流は、サロンメンバーにならないとできない

・原則、サロン内での情報は「口外禁止」なはず


◆西野亮廣エンタメ研究所とは

ここは、一言でいうと「メルマガ」です。

サロンメンバーだけが読める、西野さんのメルマガです。毎日投稿されます。その費用が、月額980円です。

あの記事が、980円÷30日=約33円か~。めっちゃ安いです。

読むのはFacebookです。会員限定のグループが、【オンラインサロン】なのです。

こちらで知った情報は、原則1年間「口外禁止」です。

感想はつぶやいていいんです。「おもしろかった」とか「凄かった」とかは。ただ【情報】は口外禁止なのです。


◆そのメルマガの概要

内容は、おおよそ、以下に分類できます。

1.西野さんの、最新の活動報告

2.西野さんの、今後の活動予告


さらに、西野さんの活動を分類します。

1.作品制作

①絵本(メイン)

②書籍

③映画(現在公開前 佳境です! 最後の最後まで、クオリティを追求しているようです)

サロンメンバーは、ともに作品を作っている気持ちになっています。僕は、絵本えんとつ町のプペルに関われなかったのが、悔しい! でも、映画えんとつ町のプペルは、僕も『制作』に関わった感があるのです。ホントは、ぜんぜん関わってはないのですが^^


2.作品をお客さんに届けるための、マーケティング&広報活動

作品を、お客様に届ける活動です。

こちらは、サロンメンバー自身の、仕事や活動に、転用できる知恵が満載なのです。会社経営者、自営業者、クリエイターが、サロンメンバーに、けっこう多いはずです。

さらに、作品同様、この「届け方」も共有しますから、サロンメンバーにとっては、西野さんの作品が、どんどん【わが子】のようになってくるのです。


3.リーダー論(が、生まれてしまう)

小さなマンションの大規模修繕委員会ですら、トラブルもあります。意見も割れます。

ましてや、7万人のサロンです。

西野さんの、超有名な組織論です。

「すべての問題は、ヒューマンエラーではない。システムエラーだ」

人の問題と定義したならば、7万人に対応しなければならなくなります。そして、それは不可能です。だから、システムで解決すべきだ、という考えなのです。

今後、その問題が発生しないように、システムを考えよう。

こうゆうリーダー論です。

人にやさしい、リーダー論ですし、かつ、現実的です。

この、リーダー論が学べるのも、西野さんのメルマガの魅力です。


◆メルマガの、僕の感想

まず、読んでいて「メッチャおもしろい」んです。

最初の2週間くらいは、西野さんの活動の『歴史』を知らないので、理解できないことが多く、少しとまどいました。

でも、その壁を超えたら、ま~、おもしろいこと。

この「おもしろい」は、90%が「興味深い」です。

残り、10%が、「可笑しい!」「笑っちゃう~!」です。

文章が、めっちゃ分かりやすくて、内容が濃い。普通、内容が濃いと、読むのが難解になると思うのですが、西野さんの文章は、軽快に読めちゃいます。


おもしろい理由の、断トツなのは、【リアルタイム劇場】だからです。ドキュメンタリーの面白さです。

そして、マーケティングの天才(仮説量と検証量と実験量と実践量と努力量のお化け)なので、ま~、驚きのアイディアが学べます。

最先端の突端です。

ちょっと失敗するかもしれない。なんなら、サロンメンバーは、めったに失敗しない西野さんの失敗は、大好物かもしれません。つまり、失敗しても、商品になります。

仮説を立てて、実験し、結果が出て、そして検証や分析を行なう。それらをリアルタイムで、生放送で観ている感覚に、僕は感じています。

机上の空論でもなければ、数か月前の情報でもない。もぎたて、とれたて、さばきたて、種をまきたて、全部、ほやほやなのです。

今、僕は、映画えんとつ町のプペルのメイキング映像の、カメラマンのような立場にいるんです。そんな感覚です。

あと1か月後に公開です。

ドキがムネムネです。(古い!)


◆オンラインサロンの、メルマガ以外のあれこれ

西野亮廣エンタメ研究所の、メルマガ以外を紹介します。

1.県人会

各都道府県別に『県人会』を立ち上げてます。

これは、サロンメンバーが3万にか4万人を超えたころだったと思いますが(間違ってたらすみません)、西野さんが「これだけの人数だから」と立ち上げたのです。

また、西野さんの言葉を借ります。

日本にいる以上、台風も来るし、地震もある。昨今は集中豪雨もある。災害はあり、3万人ものメンバーがいるのだから、どこかで災害が発生したなら、それは『サロンメンバーに被災者がいる』ということになる。

ならば対策を講じよう。

オンラインでは「駆けつけられない」。金銭的支援はクラウドファンディングでできる。しかし、災害では人的支援も必要になる。

近くの人が駆け付けられるように。安否確認できるように。連絡の拠点ができるように。

それで、県人会を立ち上げたのです。

先の、熊本での集中豪雨災害では、すぐにクラウドファンディングが立ち上がり、たとえば高圧洗浄機が購入され、県人会を機能させ、どこに届けるか、何が必要かなど、もの凄いスピードで、支援が進みました。

有事のときに、協力でき連絡も取れるように、何ごともない平常時に、オフ会やウォーキング会などで、オフラインで会うことも必要。それを行なうのが、各、県人会です。


2.サロンメンバーのショップ検索

スマホで、サロンメンバーさんのお店が検索できます。

「どうせ髪を切るなら、サロンメンバーのお店がイイなぁ」という思いから生まれたサービスです。

飲食店など、サロンメンバーさんのお店が、簡単に見つけられます。


3.就活マッチング

コロナウイルスの影響で、職を失ったサロンメンバーさんがいます。そこで、就活のマッチングを行なっています。

働き手の欲しいお店や企業が、サロンメンバーに求人募集ができるのです。同じ考え方がベースがありますので、お店にも求職者にも、メリット大のマッチングです。


4.西野コンサル

アベマTVで人気だった『西野コンサル』が、サロンメンバーを対象に復活しました。

サロンメンバーでコンサル希望者は、なんと西野さんから直接、コンサルを受けられます。おそらく有料です。そしておそらくは、競争率が半端ない。(僕も、コンテンツを揃えたら受ける!)

これは、今、YouTubeでも観れます。

この回↓なんか、めっちゃ凄かった。


※たいていは「スナックに行け!」って言われますよ~^^ (この回は、言われたなかったかな?)


5.インターン生の挑戦物語り

株式会社NISHINOでは、毎年、2~3名の大学生をインターン生として採用しています。

この、若者の挑戦が面白い!

今年社員になった、セトちゃんは、大学生のでエッフェル塔での個展の責任者をしました。そして、わりと最近ですが、オンラインミュージカルを行なって、西野さんから「0点」を食らっちゃいました~!


まーちゃんは、【えんとつ町のプペル VR】の責任者です。まだ、大学院生です。

開発資金を、クラウドファンディングで500万円集めたら、「だいたい3千万円かかるだろうから、ほい」と、2500万円をポンと任され、合計3千万円を抱えて、今、ひーひー言ってます。


だーくんは、映画「えんとつ町のプペル」パネル展 in NORAを、「遅すぎる!」ということで、責任者から降ろされ、ピーピー言ってます^^


他にも、「東日本を代表するポンコツ」の、べーくんもいます。

べーくんだけは、のんびりとトライアスロンの練習中です。


みんな、西野さんから「無茶ぶり」や「丸投げ」を食らって、あり得ない速さで成長しています。

若者の、奮闘って、応援の要素しかない!!

オジサンには、たまりません!!


◆田村有樹子さんという存在

株式会社NISHINOの幹部、かと思いきや、社員でさえないらしいのです。

そんな田村さんは、西野さんの、片腕です。

マネージャー? お母さん? って感じの、敏腕プロデューサーです。なんでも屋さんで、西野さんの丸投げの、1番の被害者は、田村さんです。

この田村さんの、愛嬌、行動力、素直さ、女らしさ、など、すべてが素晴らしいのです。

西野さんには、この田村さんがいるからなんとかなってますが、田村さんには田村さんがいません。田村さんにも田村さんが必要なのではと、とっても心配しています。

田村さんの魅力は、とにかく、明るく、配慮の達人で、仕事がメチャクチャできるところです。そして、つぶやきが、メッチャおもしろい!

田村さんのオンラインサロンも、大人気です。 ↓ こちら


◆「オンラインサロン」という日本語は翻訳できないらしい

海外で、「オンラインサロン」と言っても通じないそうです。海外には、オンラインサロンは無いようですね。

そこで、「ファンクラブ」と訳しているようです。

つまり、誰にも、どこにも、【オンラインサロンのノウハウ】なんて無いんです。調べようもないのです。

西野さんが、自ら、トライ&エラーを繰り返し、成長させたコミュニティなのです。


◆西野さんが、オンラインサロンで収益化している理由

ときどき、西野さんがこう言ってます。

「作品の売上で、次回作を作るのでは弱い」

この場合、次回作を作るには、今回の作品の失敗が許されません。正確には「失敗」ではなく「次回作を作れるほどの売上が出なかった」が、許されないのです。

作品のクオリティが賞賛されても、興行成績、つまり、売上が足らなかったなら、次回作に挑めないのです。

制作活動ができなくなり、クリエイターとしては、大問題となります。

そこを考えるので、クリエイターは致し方なく、「作りたいものを作る」のではなく、「売れそうなものを作る」ことになります。

新人漫画家は、出版社の担当編集者から「エロ要素」を要求されると聞きます。「売れるためには、必要なんだ」という論理なのでしょう。

西野さんは、ご自身の考えでもあるでしょうし、タモリさんからも「時代を追うな」というアドバイスをもらっています。

【売れそうなモノ】なんて、作る気はサラサラありません。

作品は、自分の作りたいものを作り、それを「お客さんに届ける」ために、マーケティングを駆使します。

作品の売上以外で、収益化する。

西野さんは、この、おそらくは誰も解いたことのない問題を解いたのです。それがオンラインサロンです。

西野さんは、作品を作る【過程】を、リアル進行物語として、もしくはドキュメンタリー読み物として、月額980円で販売しているのです。


◆スケールアップしてるはず

この上で ↑ 書いたばかりですが、どうやらスケールがもっとデカイ気がします。

西野さんは、「エンタメで世界を獲る」とか、「ディズニーを倒す!」と言ってます。

最近のオンラインサロンでの感覚は、

【西野さんが、エンタメで世界を獲る、そのメイキングを生で観ている】とか、

西野さんが、ディズニーを倒す、そのメイキングを生で観ている】という感じです。

これ、盛ってないんです。

ホントにそう思うのです。


さらに、最近西野さんは、「300年続くエンターテインメント」とか、「僕が死んでも作品が生まれる仕組みを作る」と言い出しています。


どうやら、その、300年続くエンターテインメントの第1章を、僕は観ているのです。

ドキュメンタリーを、リアルタイムで観ているのです。

それが、西野亮廣エンタメ研究所ですね。リンク ↓ 貼ります。



~~~ 応援記事、その⑥【オンラインサロン】終了 ~~~


◆僕の応援の概要

僕は、西野さんの応援がしたい。
今、西野さんは、この映画の公開に全力投球している。
そして、西野さんのファンや、絵本『えんとつ町のプペル』のファンには、僕は、なにもする必要はない。だって、絶対に映画を観に行くから。
西野さんのファン以外。絵本『えんとつ町のプペル』を知らない人。ほっといたら、映画『えんとつ町のプペル』を観に、映画館へ行かない人。
僕は、ここへアプローチする。

知らない方へ向けて、この記事を書く。1人でもイイから、映画館に行く人を増やす。僕のnoteの記事で。


◆記事を書く上でのルール

①週2記事:火曜日、木曜日に投稿する。
②全15記事:映画公開日12月25日の、前日24日が最終記事となる。
③無料マガジンとしてまとめる。
④長文記事NG
⑤正確な情報提供という意識を捨てて、僕の記憶と感情を書く。
⑥リンクを解禁:正確な情報は、リンク先で得ていただく。
⑦西野さんの記事、言葉は、最小限にする。
⑧1記事完結
⑨いつもの〆を封印
⑩このルールを絶対とはしない


◆映画公式サイトのリンク


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