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兵庫県川西市の『見上げる家』に行くのならば、静岡県浜松市の『ぬくもりの森』に寄ってからって、ありだよね

僕は、オンラインサロン『西野亮廣エンタメ研究所』のメンバーです。
このサロンは、

西野さんが、毎日、2000~3000文字の記事をFacebookグループに投稿し、サロンメンバーだけが読める

というものです。月額980円のメルマガ、という感じですね。

西野さんの活動を、いち早く知ることができて、かつ、活動の裏側も垣間見れます。

オンラインサロンですので、【サロン記事、公開NG】です。
でも、もう1つ、【1年後なら公開OK】というルールもあります。

そこで僕は、

①西野さんの過去記事(1年以上前の記事)を、コピペする
②その記事を、小学生でも読めるように、短く書き直す

これらを、毎週土曜日に投稿させていただきます。
西野さんの挑戦マーケティングは、1年前のものでも超最先端です。

では、let'sサロン!


◆2022年8月2日(火)

・記事のコピペ

おはようございます。
ストレッチにハマりすぎて、ストレッチポールの上で寝たいキングコング西野です。

今日は『愛(あるいは偏愛)に溢れた家を作る』というテーマでお話ししたいと思います。

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▼役に立つものには興味がない
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ザックリとですが、20代、30代、40代で、僕の挑戦のテーマは違います。
20代は『はねるのトびら』を背負っていたこともあって、
とにかく「パス(フリ)」と「受け(リアクション)に専念しました。

「西野と絡んだら、すっごく得をするよね」という人になることを目指したのです。

30代に入ると『はねるのトびら』も終了し、いろんなものが解かれたので、「誰かにパスを出す」ということをやめ、
「自分がシュートを打って、誰よりも得点を決める」
ということに終始しました。

20代も、30代も、それぞれの分野で何度か日本一になっているので(#説明がザックリとしている)、それなりに結果は出した方だと思います。

ただ、いずれも「プレイヤー」としての結果です。

そして「プレイヤー」には寿命があります。
なので、40代は、
「システム」「老いないモノ(時間が経てば経つほど価値があるモノ)に得点を決めさせることに尽力しようと思い、今の活動スケジュールに至ります。

その中でも、自分が一度結果を出したモノや、「これは、まぁ死ぬ気でやればイケるかな」という勝算が見えるモノは後輩に譲り
「それをやってもどうにもならないかもしれないけど、どうにかなった時は面白いな」という“よく分からないモノ”を好んで選んでいます。

そのうちの一つが『町づくり』『家づくり』です。
僕の家は東京にあるので、今作っている家は必要に迫られて作っているわけではなく、
「地元住民の皆様の不安を解消するには、町作りの真ん中に『町づくりを進める人間の家』があるとイイよね」
という大義名分と、
「機能を後回しにした家(「楽しい」を優先した家)を作ると、どういう運動(流れ)が生まれるんだろう?」
という興味で、工事を進めています。

キチンと仕事にするには「宅建免許」を取得するか、「宅建免許」を持っている人とチームを組まなきゃいけないのですが、「『楽しい』を優先した家を建てて、売って、売ったお金で、近所にまた『楽しい』を優先した家を建てて…」を繰り返したて「町」を作ろうと思っています。

そうしてできた町は一体どんなのだろう?

その答えは誰も知らないので、一度やってみようと思いました。
あまりにも視界が悪い(どうなるか分からない)ので、会社ではなく、誰にも迷惑がかからないように、個人のお金でやっています

さて。
そんなこんなで鋭意工事中の西野邸『見上げる家』(@川西)ですが、先日、とある方から「『見上げる家』はローンで買えますか?」という連絡をいただきました。まだ完成前です。

「『楽しい』を優先した家を建てると、内覧よりも前に購入を決める人が出てくる」ということが今回分かりました。
これは面白い発見です。

「機能」ではなく「価値」を買っているのだと思われます。

たしかに僕自身、イイ感じの「寺」が3億円で売っていたら、どれだけ使い勝手が悪かろうが、秒で買います。
#あとでいくらでも回収できるので

逆に、「使い勝手が良いだけの住宅」は1000万円でも買いません

『見上げる家』はこれから仕上げにかかって(来月完成します)、そこから家具を入れて、一旦住んでみて、「レンタルスタジオ」としても貸し出してみて、
その上で、「どんな動きが生まれるのか?」を見たいので、まだまだ売るつもりはありませんが、(先ほども申し上げた通り)先々で販売することも視野に入れています。

そんな中、「『見上げる家』の家具の話」を最後にさせていただきます。
「そろそろ家具も決めなきゃいけないよね〜」
「どんな家具にしようかぁ〜?」
という話をしていた、ちょうど頃、「佐々木茂良さん」の奥さんから連絡がありました。
佐々木茂良さんは僕が大好きな建築家で、数年前にガンで亡くなられました。

その佐々木茂良さんのアトリエがこの度、売りに出されることとなり、先日、佐々木さんの奥さんから
「旦那の思い出が詰まった家具を残したい」
という相談がありました。

「西野さんが持ってくれたりしませんか?」と。

『見上げる家』は「ここには、こんな家具を置いて…」というプランが立っていたのですが、こうなってくると話は別で、奥さん同様、僕も佐々木さんの世界は残したいと思っている人間です。
というわけで、
すぐに静岡の佐々木さんのアトリエに飛び
ご家族やスタッフの皆さんと会い、
そして、
佐々木茂良さんのアトリエの家具を引き取ることを決めました。

『見上げる家』には入りきらないので、今度作る予定の『森のひこうきホテル』にも並べようかと。

息子さんからは
「西野さん。もし良かったら、『見上げる家』の本棚に、お父さんがよく読んでいた本を並べてもらえませんか?」
とお願いされました。
そんなの、やるに決まってんじゃん。

そこ(佐々木茂良さんが愛した家具や本)に流れている時間はお金を出しても買えないものばかりで、そういう愛がたくさん詰まった家にしようと思います。

「役に立つ家」ではなくて、「意味がある家」に。

はたして、この挑戦はどこに着地するのでしょうか?
見届けてください。

最後に、先日お邪魔した佐々木茂良さんのアトリエの様子を撮影したので、添付しておきます。
『見上げる家』では、この(映像の)雰囲気を残します。
現場からは以上です。

・じょーじの要約

テーマ:愛にあふれた家を作る

▼僕
(西野亮廣)の挑戦テーマ
・20代:「パス(フリ)「受け(リアクション)に専念
「西野と絡んだら、すっごく得をするよね」を目指した
・30代:「自分がシュートを打って、誰よりも得点を決める」に専念
・40代:「システム」や「老いないモノ」を創ることに尽力

▼今、役に立つものには興味がない
一度結果を出したモノや勝算が見えるモノには興味がなく、後輩に譲る
僕が今、挑むのは、
「それをやってもどうにもならないかも。でもどうにかなった時は面白い」
という“よく分からないモノ”ばかり
その1つが、『町づくり』『家づくり』

▼「『見上げる家』の家具の話」
佐々木茂良さん
の奥さんから連絡があった
「旦那の思い出が詰まった家具を残したい」
「西野さんが持ってくれたりしませんか?」と

故佐々木茂良さんの思いや活動、作品が分かるリンクを挟みます。

作品の画像も貼ります。

記事要約に戻ります。

すぐに静岡の佐々木さんのアトリエに飛び
ご家族やスタッフの皆さんと会い、
佐々木茂良さんのアトリエの家具を引き取ることを決めた

『見上げる家』には入りきらないので、
今度作る予定の『森のひこうきホテル』(美術館)にも並べようか…

佐々木茂良さんの息子さんから、
「西野さん。もし良かったら、『見上げる家』の本棚に、お父さんがよく読んでいた本を並べてもらえませんか?」
とお願いされる

やるに決まってんじゃん

佐々木茂良さんが愛した家具や本に流れている時間は、お金を出しても買えないものばかり
(川西市の自宅「見上げる家」は)そういう愛がたくさん詰まった家にしよう

「役に立つ家」ではなくて、「意味がある家」
(機能ではなく、価値のある家に)

・じょーじの要らん解説

要らん解説1
西野さんは佐々木茂良さんの作品を知って、感動し、長文のファンレターを送ったそうです。それがキッカケで仲良くしていただいたとか。
さらには、「ファンレターは良く書く」とも語っていました。勧めてもいました。
僕は、素直に実行しようと思います。

要らん解説2
『キンコン西野の見上げる家』は完成しています。

レンタルスペースとして借りることが可能です。
こちらから⇓

凄く詳しい記事がnoteにありました!

You Shunさん、ありがとうございます。
この記事を読めば、見上げる家のほとんどが分かります。

要らん解説3
2~3年前に、僕は妻のゆかりちゃんと浜松に行きました。
そのとき、佐々木茂良さんの『ぬくもりの森』に寄ろうと提案したのです。

『ぬくもりの森』がどんなところなのか分からずにです。

奇跡的なシンクロニシティでした。
が、ゆかりちゃんの「却下」により実現しなかったのです。

言いたいことは、その恨み言ではありません。
西野さんとの関連も知らない、どんなところかも知らない。でも「行こう」と思ったという【奇跡】をお知らせしたかった!


◆西野亮廣エンタメ研究所

月額980円です。
西野さんの毎日の投稿を読めます。それだけです。

投稿されるのは、西野さんの活動を、現在進行形で報告
西野さんの気づきを、現在進行形で投稿。


記事の内容は、具体的にはこんな感じ ↓ です。

・現在の、思考報告(思考の結果だけではなく、思考プロセスも共有)
・現在の、作品制作報告(都度都度、制作過程を報告)
・現在の、マーケティング報告(マーケティング解説や結果報告)
・現在の、チームビルディング報告(経験談の共有)
・現在の、感情・心境の吐露とろ(主に日曜日)

ライブDVDには、メイキング映像がありますよね。
アレです。
西野さんの作品のメイキング記事なのです。

後出しではなく、
先出しのメイキング記事、
進行形のメイキング記事、
生中継的メイキング記事、です。

・作品の制作過程
・ヒットさせるための広告やマーケティング(最先端の手法が多い)

それらを進行形で知ることができます。
これって、メッチャ面白い!
そして、メッチャ勉強になります


参加はこちらから ↓


◆キンコン西野さんの朝礼

西野さんは、Voicyも毎朝配信しています。
無料です。

朝7時ごろに配信されます。






おしまい


※この記事は、エッセイ『妻に捧げる3650話』の第1385話です
※僕は、妻のゆかりちゃんが大好きです

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奈星 丞持(なせ じょーじ)|文筆家
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