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無職の僕ですが、「ビジョン」「理念」「ミッション」「クレド」を作りました

僕は文筆家です。会社経営者ではありません。サラリーマンを辞めたばかりで、現在、絶賛無収入です。

そんな僕が、ビジョン、理念、ミッション、クレドを作りました。

それらを発表させていただき、解説し、さらには「なぜ作ったのか」という動機なども、簡単に語らせていただきます。


◆ビジョン、理念、ミッション、クレドを発表


⋄ビジョン

すべての日本人が、常に『本』を携帯する未来を創る
注)本 = 紙の書籍、電子書籍、音声書籍


⋄理念

言葉で日本を元気に


⋄ミッション

日本人の民度を上げる


⋄クレド

・マインドセットを最重視する
・配偶者(ゆかりちゃん)を大切にする
・課題の分離を徹底する
・言葉とは誰かの有益のためにのみ発するものと心得る
・「私」より「私たち」を大切にする


◆解説

⋄ビジョン

すべての日本人が、常に『本』を携帯する未来を創る
注)本 = 紙の書籍、電子書籍、音声書籍

ビジョンとは、理想像や未来像という意味だと思います。
僕は、「絵や写真や動画にできる」という条件を加えて考えました。

電車の座席に座っている乗客のほとんどがスマホを観ている。数年前、その光景を見て僕はゾッとしました。

今はもう、驚いたりはしません。同じ光景で構いません。でも、そのすべての人のスマホに、電子書籍や音声書籍がインストールされていることを望みます。

読書量世界ランキングで、調査対象30か国中日本は29位です。G7では最下位です。


読書量世界ナンバー1になって欲しいものです。

面白い本がたくさんあれば…。面白くて読みやすい本がたくさんあれば…。きっと、電子書籍や音声書籍のアプリをダウンロードする人が増えます。

僕は、面白くて読みやすい本を書きます。そして、

すべての日本人が、常に『本』を携帯する

そんな未来を創りたいのです。

若者があいさつ代わりに「今、何読んでいる?」「おもしろい本、教えて」って言うようになったなら、最高ですね。


⋄理念

言葉で日本を元気に

僕は、この理念の元、文筆家活動を行ないます。

言葉の力で、文章の力で、物語の力で、日本に元気を与える。僕1人の力は微々たるものでしょう。
それでも、「微々たる人数でもイイ」「書かないよりはマシ」と、僕は開き直りました。


⋄ミッション

日本人の民度を上げる

ビジネスにおけるミッションとは「企業として果たすべき使命」と、僕は捉えています。これをそのまんま、僕個人に当てはめました。

「文筆家として僕が果たすべき使命」を考えたのです。

誇り高き日本人が減少しています。「誇り高くあろう」という言葉が、死語になりつつあります。誰かを個人攻撃する報道を観て、それが視聴率獲得のために仕方ないと理解はしても、何ともいたたまれない気持ちになります。

報道機関が、言葉で人を傷つけている。僕はそう思うのです。他人の色恋に部外者があれこれ口をはさむなんて、恥知らずとしか思えません。

「空港のカウンターで、スタッフに大声で怒鳴るのは、日本人、中国人、韓国人だけだ」と、どこかで読みました。もちろん欧米人も、クレームは普通に訴えます。しかし、大声で怒鳴ったりする人はいない、というのです。

弱い立場にある人に高圧的な態度をとる人を、僕は軽蔑します。そもそも、「弱い立場」という概念がおかしくないですか? お客さまが偉い? お金を払うから? 商品やサービスを受け取っているのだから、対等な関係ですよね?

日本人の民度の低さを目の当たりにするたびに、胸がチクチク痛むのです。

マスメディアが視聴率などに縛られて不自由なのならば、文筆家が頑張るしかない。そう考えました。


⋄クレド

・マインドセットを最重視する
・配偶者(ゆかりちゃん)を大切にする
・課題の分離を徹底する
・言葉とは誰かの有益のためにのみ発するものと心得る
・「私」より「私たち」を大切にする

クレドは、約束・信条という意味です。僕は「行動指針」と捉えて考えました。

マインドセット は、僕自身への戒めです。テクニックより、「ものの見方・考え方」の方が重要で、それを日々正します。また、ビジネス書や自己啓発書を書く場合の大原則といたします。

配偶者を大切にする は、「これができないならデカいことを言うな」という意味です。僕には、社会貢献を免罪符にして家族を大切にしなかった過去があります。同じ失敗はいたしません。
『彼女や妻より大切な仕事など存在しない』は、僕が最重要とする持論の1つです。

課題の分離を徹底する は、7つの習慣の「影響の輪に没頭する」「主体性を発揮する」と、まったく同じ意味です。僕は、つい、妻の課題に介入するので、これを戒めます。

言葉とは誰かの有益のためにのみ発するものと心得る は、『反応しない練習』の著者、草薙龍瞬さんの言葉です。ブッダの教えです。誰にも「有益」でないのなら、発言する必要はありません。自分のためだけに「発言」したり「投稿」したりしないように、心して戒めます。

「私」より「私たち」を大切にする は、アドラー心理学の『愛のタスク』の実践です。チームを作った場合、「私」より「チーム」を大切にします。コラボレーションをする場合も、「私」より「コラボ(2人)」を大切にします。
常に「私たち」という主語を使うように心がけます。


◆なぜ作ったのか

ビジョン、理念、ミッション、クレドを作り、毎日読み、常に意識する。
僕は、この効果を知っているのです。

昔、エリアマネージャーだったとき、ミッションを掲げました。2ヶ月ほどウンウン唸って、真剣に考えて作ったミッションでした。

その効果が凄かった!
 肌感覚でも、数字でも、その絶大なる効果を体験したのです。

にもかかわらず、「個人だから」と作らないのはおかしい。作るべきだ。
ず~っとその思いが、頭の片隅にありました。

重い腰を上げてやっと作った。カッコ悪いのですが、これが実情です。


◆作ってみての、率直な感想

背筋が伸びました。凛とした気持ちになっています。「作って良かった」と、本心から言えます。

毎日読むために、このnoteの固定記事に据えます。


◆〆

ミッションを、「ゆかりちゃんを幸せにする」と考えて、そして却下しました。

これは僕のミッションであって、文筆家【奈星 丞持(なせ じょーじ)】のミッションではないと、そう思ったからです。
また、使命というよりは、「そうしたい!」「そういう僕でありたい!」という、僕の『欲』だと思い直しました。

ゆかりちゃんは僕に頼らなくても、幸せになれるのかも…。
僕がいない方が、より幸せになるのかも…。
この"可能性"は否定できません。
「僕がいなければムリ」とか、「僕のおかげで幸せなんだ」という考えは、僕の思い上がりでしょう。

「じょーじのおかげで、わたしは幸せよ」

こう言ってもらいたいのは、僕の欲です。
この欲望の達成も目指します。
この欲望を達成するためのも、僕は頑張ります。


僕は、ゆかりちゃんが大好きなのです。




おしまい



PS.

※この記事は、エッセイ『妻に捧げる3650話』の第573話です


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