見出し画像

6歳〜8歳にオススメ地頭力「きらめき算数脳小学1.2年生」

サピックスブックス きらめき算数脳 小学校1,2年生 定価2,090円

御三家中学校合格に定評のあるSAPIXから出版されているドリル。

SAPIXの入塾テスト対策に良いとあるブログで読んだため、3,4年生用と同時に購入しました。

内容は計図形や空間把握、条件整理など思考力のための問題が多いです。単純な計算問題や、一行問題などはありません。
SAPIXの対策になると聞いてから購入して、なるほどな〜と感じたのは、

問題文が長い。

画像1

一問目はこんな問題。こちらはまだまだ小手調。


一回さらっと読んだだけで、すぐに解き方が思いつく問題ではなく文章の意味を理解するのに少し頭を使う必要があります。

問題を理解する読解能力の方が試されるドリルです。

なので、隣で親が問題を噛み砕いて説明しながら解いた場合は、このドリルの特色は半減してしまうかも。

子供が1人でも諦めないで問題文と向き合うために、カラフルで可愛い見た目になっています。

画像3


このドリル、確かに問題文を読解して問題を解く、思考力を試す訓練には適していると思いますが、ある程度他のドリルでこういった問題への抵抗感がないレベルになってから取り組むのが◎

問題文が小1.小2に対しては長めに出来ているので、読解も大変。問題も大変。だと可哀想なので、是非他のドリルで思考系問題に慣れてから取り掛かるのにおすすめです♪
取り組む際も1日に何ページも進められなくても大丈夫👌他の計算など基礎問題と併用して元気のある時にやるのが良いと思います^ ^

画像4


ドリルの左上に難易度を示す★マークが1〜3まであるのですが、この難易度は何が基準なのか…?娘は★のレベル1だからスラスラ解ける。レベル3だから悩む。などは無かったです。
解説によると、★1は自分で正解まで辿り着きたい問題。
★2はチャレンジする姿勢が問われる問題。
★3は最高レベルの思考力問題。
だそうです!娘の場合は、問題との相性や苦手分野の問題なのかなぁと思いました。

効果的に学習するためのガイダンスものっているので、このドリルを作った方の意図を汲んで、子供のチャレンジする姿勢を応援したいですね。

このドリルに取り組んでいる方はZ会のドリルや、ハイレベ、最レベなどのドリルに取り組んでいる方が多い印象でした♪ドリルには、SAPIXの通信教育のピグマシリーズを学習しているお子様の思考力、読解力を試すのに最適と書かれています。


中学受験を検討しているお子さんは、こちらのドリルで慣れていると、かなりスムーズに中学受験問題に取り組めると思います。
もちろんSAPIXの入室テスト対策にももってこいだと思います。
最近の中学受験では国語以外の教科でも読解力もかなり重要なポイントになるので、是非トライしたいですね!

因みにこちらは、カラフルな色合いが子供の興味をそそるのと、問題自体もカラーでないと成り立たないものが多いので、コピーする場合はカラーコピーがおすすめです!
我が家ではA3サイズ→B4サイズに縮小してコピーしました。1枚フルカラーで30円のコピー機で全問題をコピーした場合、約1.000円でコピーできました。1枚単価が高い場合は、本体をもう一冊買ったほうが早いです笑

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?