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幼児期の地頭力トレーニング*天才脳ドリル 空間把握 入門編

パズル道場 天才脳ドリル 空間把握 入門編
今日具付き 1600円 3歳〜

上開きタイプの天才脳ドリル。対象年齢が3歳という低年齢から設定されてます!このシリーズは4種類に分かれていて入門編はそのうちの2種類が発行されています。

入門編のドリルには、あか、あお、きいろ、みどりの4色の正方形積み木が3つずつ付属されていて、その分お値段も同シリーズの初級編や中級編と比べて値段が高くなっています。

問題の前半はこの積み木を使って実際に重ねてみたち、真似して作ることが出来るか?という問題になっているので、テキストのみの販売はしていないようです。

問題は全部で44問+最後にパズル道場検定問題2ページがついています。

中身はこんな感じ。実際に積み木を積んだり形を変えてみるもの、サイコロの目、重なったブロックの個数を考えるもの、転写などなど。


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この問題集にある「空間把握」とは?

算数やほかの教科で必要なイメージ化能力のこと。

例えば、小学校高学年でははじまる図形の問題をより素早く理解したり、立体の問題などを頭の中で実際に図形をイメージできたり。

他にも社会の地理の問題でも、実際の地形をイメージ出来れば、それが生活や気候の変化などと関連していることを頭の中で想像しながら紐付けて暗記することが出来ます。逆にイメージするのが苦手な子は、文字だけを丸暗記しようと頑張ってしまいます。

理科の問題でも国語の問題でもこのイメージする力は本当に重要です。

特に算数は、このイメージが備わっている子は本当に理解力が優れているなと思います。

この力は出来れば小学校低学年までにつけておきたいですね♪幼児期に空間把握が得意な子は、IQが高く出ることが多く、算数も得意な事が多いそうです。

このブロックや積み木のドリルが好きだった長男と、特に興味を示さなかった長女の算数の好き度合いは小学校2年生時点で歴然でした。


そして、長男が中学受験の勉強を始めて一緒に問題をみていると、長女の算数、このままでは絶対に中学受験算数に挑めない…という思いになりました。長女も学校でのテストは基本100点ですが、そもそも計算が嫌い。

ドリルで少し長めの文章題がでると、「もうわかんない。意味がわからない。」と、読んだか読んでないかわからないうちにイメージすることを放棄するんですよ。イメージできる子はこの文章題を一回読みながら絵が頭に浮かぶんですよね。


例えば、

子供が5人います。一人五個ずつあめをあげました。まだあめが余っていたので、さらに二個ずつあめをあげました。そうするとあまりは3個になりました最初にあったあめはいくつですか。


この問題でも長女は「かんがえられない。習ってない〜」となっていましたが、(ちょうど学校で九九を習い始めた頃だったとおもいます。長女は先取り学習は一切していなかったので、確かに習っていないかも)

しかし、当時5歳でドリル好きタイプの次男は絵を描いて、「さいしょに五個ずつあげて〜次二個ずつで〜その他三個ね。だから、38こ!!」とすんなりこたえていました。

隣で長女はすねて傷ついていました。笑

そりゃそうですよね。3学年下のしかも幼稚園児に解けた問題が自分はわからない。それ以前に考えられなかったんです。


この時、やはり好きじゃないからといって幼児期にはやらせていなかったけれど、小学校低学年になったら確実にこの空間把握能力、イメージ力は伸ばしてあげないといけない。と感じました。ただ、すでに算数苦手。。嫌い。。といっている長女がさらに嫌になることは絶対に避けたい。そのため、易しすぎず難しすぎないドリルなどで長女のこともサポートしていきました。

今の話ですが、小学校からお勉強を始めた子あるある。で。最初から式として問題を解かないといけない。と思っているんですよね。きっと実際にあめがあって分けていく方法なら長女も難なく解けると思うんです。ただ、  5×5+2×5+3という式を即座に作って解く。という方法だと出来ない。でも、計算でとかないといけない。という意識があるので、頭の中でストーリーを絵やドラマのように再現することで解いていくという過程がわきづらいのだと思います。


話がそれてしまいましたが、長男や次男はこの天才脳ドリルシリーズとても楽しんでやっていましたし、実際につみきを積んで空間把握するのは意外と小学校に入ると幼児じみた遊びと感じるのか、やりたがらない子もいます。

ですので、できたら幼児の間に是非こちらのドリル試してみてもらって、イメージ力伸ばせるといいなと思います♪

因みに、こちらのドリルはくり返しやらずとも、解ければどんどん次のステップや仮設思考編に進んで良いかなぁと思うのですが、もしくり返したいためコピーする場合は、17番以降からで大丈夫です👌フルカラーのページは積み木を実際に組み立てるもので、書き込む事はないので^ ^

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