HSP疑惑あるけど、繊細さんという言葉はしっくりこないです。
最近、HSP(Highly Sensitive Person)という概念に共感することが多い。
しかし、どうも「繊細さん」という言葉にはしっくりこない。
自分の感覚過敏なところは、HSPの説明と非常に合致する。
例えば、手触りの悪い服や強い匂いが気になるし、情報量の多い人混みではすぐに疲れてしまう。
こういう感覚が細やかな特徴から、HSPの人のことを「繊細さん」と呼ぶコンテンツをよく見かける。
しかし、自分自身を「繊細さん」という言葉で表すと、どうも違和感があるのだ。
繊細さんという言葉からは、優しくて細やかな気遣いができる人のイメージが浮かぶ。
でも、実際の私は、感覚過敏のせいでいつも疲れていて、神経質だ。
自分の鋭い神経を守るので精一杯だから、人を気遣う余裕なんてない。
しかも、たくさんの情報量を受け取ってよく考える習慣がある。
考えが深いゆえに、理想主義でとても頑固だ。
これらの特徴を考えると、「繊細さん」というより「神経質な頑固ちゃん」といったほうがしっくりくる。
HSPという概念自体は、自分の特性を理解するうえで非常に助けになっている。
でも、「繊細さん」という呼び方が、自分の実態とは異なる印象を与えてしまう気がするのだ。
繊細さと神経質さは似ているようでいて、実は違う。
繊細さには優しさや柔らかさが含まれるが、神経質さはそれとは異なる性質だ。
この違いを理解することで、自分自身の輪郭をよりはっきりと見つめることができるようになった。
これからも自分の特性をしっかりと受け止めつつ、無理なく自分らしく生きていきたい。
HSPや「繊細さん」といった概念に共感する人は多いだろうが、自分に合った言葉や表現を見つけることも大切だ。
私のように、「神経質な頑固ちゃん」といった言葉がしっくりくる人もいるだろう。
自分を表現する言葉は、自分らしさを理解し、受け入れる手助けになる。
皆さんも、自分に合った表現を見つけてみてほしい。
《おわり》
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