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人が集まってチームになるには、『共に食べ、語り合い、課題を〇〇』することが必要



グループとチームの違い

意外と勘違いされがちだが、チームとグループは違う。

Noteを書いていた LifeStocks さんの記事が参考になったので勝手ながら引用させてもらう

グループは複数の人が単に集まっている集団。
チームは共通の目的のもとに集まっている集団、のことをいいます。

https://note.com/lifestocks/n/nd18d611c42c0#f729f614-6936-4725-8d03-d12fe797e102

僕の感覚としては、
人が集まって「グループ」になるだけなら結構できる。
でも、同じ目標に向かって進む「チーム」になることは難しい。
なぜなら、お互いのできることや性格を知らないし、最初は信用しきれないから。

チームになるためには

人が集まってチームになるための僕の答えは
『共に食べ、語り合い、課題を共有』すればいい。
というものだ。

なぜチームになることが必要か

そもそもチームになるのは「目的や目標を達成するため」だと述べたが。

では、「チームになっている」とは「どういう状態」なのだろうか?

チームになるための第一歩として、
理想の状態を言語化してみること」
から始まる。
「自分達はどんなチームになりたいのか」をわかっていないと、
自分達はどこに向かって行動をしないといけないかわからないからだ。

そして、リーダーや引っ張る人がそれぞれのメンバーを集めて勝手にその人たちがチームになるわけではない。

なぜなら、基本的にお互いのことを知らないからだ。
出身や年齢などもあるが、それよりも
相手が
「なぜここにきたのか」
「今後何をしていきたいのか」
「どんなことを面白いと思うのか」
などといった、
『本人の動機』を知らない。

「動機」というのは、いわゆる『本音』や『素』の状態だ。
しかし、その部分を知らないので、相手との適切な接し方がわからない。

大体の人がわからないままで、
相手と話をするのは「申し訳ない」とか
「面倒臭い」と思う人も多い。
そして結局話すことはなくメンバー同士の仲も深まらずに、
「ただただ時間だけが過ぎていく」ということになりかねない。

僕がチームになるために行なったこと

ここからは自分が実践してみた事例をもとに話していきたい。

僕が代表している「久留米プロジェクト(くるプロ)」という学生団体がある。
『地域にアクティブな学生を増やす』
という理念で動いている団体だ。

ただ現状のくるプロには、
1つのプロジェクトを動かす時に僕単体が内容や場所を決めていたり、
全体のミーティングの際に「自分の意見を発言することに抵抗がある」という課題があった。

僕はこれらの課題の主な原因『チームになれていないこと』だと考えた。

そして、『チームになるため』の合宿を行なった。

内容としては

「なぜ合宿を開催するのか?合宿後にどんな状態になっていたらいいか?」をみんなで考えるオリエンテーション

各自メンバーが企画したワーク

今後の行動計画

というもの。

1泊2日で開催したが、
この中でも「オリエンテーション」と「各自のワーク」がかなりよかったと思う。

まず、オリエンテーションでは
『合宿を開催する目的』『チームのメンバー同士はどういう状態か?』を明確にすることを意識した、

そして、付箋に書き出し、常に皆の目に入るところに貼っていた。

こうすることで、『自分達はここに向かっているんだ』ということの意識づけができ、一貫してワークに取り組めたと思う。

そして、その取り組んだワークだが、これはチームメンバーに0から企画してもらった。
というのも、メンバーごとに程度の差はあれど、『主体性が足りない』という課題があったからだ。

ただ、「ワーク考えて!」と話しても伝わる訳はない。
なので、合宿の前に事前に今回の目的を話して、各自が感じている課題を解決するためにはどうすればいいか?を全体ワークとして取り入れることにした。

結果としては、
どのワークも各自の特徴によって解決する課題が異なり、担当者の個性が出る、深い学びがあるものだった。

そして、今回は各自が『責任感と主体性を持つこと』を裏テーマに置いたが、それぞれのワークが終わるときには、
「すごいいいワークだった!!」
という感想が出てくるほどだった。

まだ学園祭は1ヶ月ほど先だが、
合宿直後にはメンバーから
「次回のミーティングの日程を決めましょう」という声が上がるほどだった。

まとめ

ここから言えることは人が仲を深めてチームになるためには
共に食べ、語り合い、課題を共有する」
という過程を踏めばいいが、
その過程を踏むためには「なぜするのか」という目的を
『丁寧に共有し続けることが必要』
ということだ。


ここまで読んでくださりありがとうございました。
みなさんの1日が最高のものになりますように

参考記事



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