見出し画像

2種類のコーヒーチョコレート食べ比べ テオ&フィロ、カカオハンターズ

今回は2つのメーカーの、コーヒーを使ったという共通点を持つタブレットを食べ比べてみました。

2022年1月30日

画像1

■テオ&フィロ(左)
…フィリピン初のビーントゥバーメーカーで、カカオもカカオ以外の食材も、自国で収穫したもののみを使用しチョコレートを作っている。

・ミルクチョコレート ウィズ バラココーヒー
開けるとコーヒーのいい匂い。
タブレットが分厚い。噛むとシャリシャリとした食感。
少し甘めに感じるが、コーヒーのコクと相まっておいしい。
舐めて溶かすとザラザラとした舌触り。
粉状のコーヒーの粒子が感じられる。
チョコレートの口溶けのキレは良い。
食べやすくてどこか懐かしい味。
コーヒービーンズチョコが好きな人なら嫌いな人はいないだろう。
気を抜くとどんどん食べ進めてしまう。


■カカオハンターズ
…カカオハンターの小方真弓さんがコロンビアの各地を訪ね歩き探し求めたカカオでチョコレートを作るメーカー。

・カフェドエディ61%
少し酸味のある香ばしい香り。
口に入れるとほどよい苦味と酸味。
溶けるに連れ、カカオの旨みにコーヒーの風味が一体化しているようなコクが出てくる。
ローストの香りが鼻から抜けていく。
コーヒーは完全にチョコレートと一体化するまでに練られており、粒子感は全くない。
コーヒー味のチョコ、というより、カカオ+コーヒーが一体化した新しい食べ物、というイメージ。
カカオ以外の素材をここまで滑らかな口溶けになるまで練るのは相当な時間がかかっているはず。
他では食べられない黄金の一枚だと思う。

🍫

テオ&フィロが馴染みのあるコーヒーのチョコ菓子なら、カカオハンターズは大人の嗜好品、といったイメージでした。
口どけはザラザラ⇆なめらか
味わいは甘くまろやか⇆酸味があり香ばしい
といったように、同じくコーヒーを使ったタブレットチョコでも正反対の印象だったように思います。
しかし、どちらもほっとひと息つくのには最適なチョコレートだと思います。
テオ&フィロはお昼の休憩に
カカオハンターズは夜、自分だけの贅沢な時間、または朝に目覚めの一口としても良さそうです。

テオ&フィロ
http://theoandphilo.jp
カカオハンターズ
https://cacaohunters.jp

制作活動への勉強や資格取得、生涯持っておきたい書籍資料などのためにnoteでのご支援を役立てたいです。よろしくお願いします。