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LGBT などの議論に思うこと

先日の面接であったこと…

中途採用の面接をしていると、今年の3月に大学を卒業した人(男性)が当社の求人に応募してきました。学歴も良く、話してみると頭の回転もとても速く、どう見てもどこの会社でも受かる人材だと感じた。
大学4年生の時に就活しなかったのか?と質問したところ、” 内定した会社はあったが、化粧していることがネックになった ” とのことだった。確かに最初に会った時、多少 化粧はしていると思ったが、仕事の出来る/出来ないには影響しないので少なくとも私はあまり気にしていなかった。 

また別の日に面接した相手は日本とナイジェリアのハーフの人が面接に来た。この人は見た目は確かに日本人には見えないが、そもそも日本生まれ、日本育ちなので会話には全然問題なく、受け答えについても全く問題が無かった。逆に礼儀正しく、こちらが驚くレベルだった。
この人も大学を今年の3月に卒業したのだが、なぜ卒業しても就活しているか?が気になった。
なぜなら、この人もどこでも受かるレベルの子だったから。
でもその答えは ” 去年1年間いろいろ受けたが決まらなかった ” というものだった。

他にも明らかに見た目は女性だったが、性別は男性だった子も受けに来た。服装はミニスカートだったが、その子も受け答えはきちんとしており、面談時に十分な能力があることが伝わってきた。

この3人は当社の仕事をする上で充分な能力を持っていたので当然採用のオファーを出し、その結果、喜ばしいことに当社に入社してくれることになった。

面談時に感じた疑問

最初の2人の話は続きがあった。
学生時代は特に周りの友達は化粧していたり、ハーフだということは気にしていた?」と質問したところ、” 誰も気にしていなかった ” との回答だった。
つまり学生時代に誰も気にしていない些細なことが、社会に出ると大きな足かせになるケースが出てくるということだった。

実は私には他にも気になっていたことがあった。

先日岸田総理が  プライム市場に上場している企業は女性役員の割合を30%以上目指す ” という記事があった。
個人的には違和感しかなかった。

だって、誰を役員にするかなんてその会社の判断であり国が決めることではないと感じたから。。。

当社は既に管理職以上は50%以上女性なのだが、それは女性だからではなく優秀だから、たまたま結果として50%になったというだけのことでした。

見た目が違う、性別が違う、、、、だからということでは無く、「きちんと仕事に向き合ってくれる」「仕事に対して意欲がある」という本人自身の価値で素直に評価する世の中であってほしいと思いました。

おそらく、今の20代以下の人たちは” 誰も気にしていなかった ” ということなので、その子たちが世の中の中心になるあと20年後になればそういう世の中になるかもしれないですが、少なくとも当社はそういう世界を先取りする会社でありたいと思いました。


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