破壊と創造と胆力の話
今年は年初から苦難続き…
正しく言うと昨年末からですが、現場のリーダー職の退職が発生しました。個々に見ると仕方ない面はあるものの、当社にとっては痛手になりました。
またコロナ禍が落ち着き、徐々に世の中が平静を取り戻している中、人々が外に出ることが増えてきており、それに伴いネット通販の需要は以前よりは下がってきています。
そのため、当社の事業はネット通販の運用代行サービスがメインサービスであるため当社の契約で解約も徐々に増えてきています。年度末という季節的要因はあるのですが、市況の変化という意味合いもあるかと思います。
苦難から生まれてくるもの…
ただ、悪いことばかりではありません。
リーダー職の退職が発生したチームは新しいリーダーが誕生し、新たにチームを構築します。そこに小さいながらも新しい可能性も誕生し、それが会社の成長を促すきっかけになります。
解約が増えたことにより、企画チームや営業チームの回し方も少しずつ変化しました。１個１個の案件にさらにきちんと取り組み、精度を上げることにより、解約が増えても売上はきちんと増やしていける体制が組めてきています。
確かにどちらもその改善過程は辛く、大変なものになるので油断もできませんし、メンバーに対する配慮も重要です。
” 破壊 ” は確かに外部環境によってもたらされることも多いですが、” 創造 ”は現実をきちんと見据え、その上で未来を描く胆力がとても求められます。辛い現実を見るということは、自分や会社として足りないものを嫌というほど突きつけられることになります。眠れなくなりますし、不安にもなります。
辛い現実ほど目を背けたくなるのは僕ももちろん同じですが、辛い現実に対して目を背ける期間が長ければ長いほど、会社やメンバーが苦しむのです。
そして、会社としては時として外部環境の変化は常に発生しますし、それを避けることは出来ないので、断固たる覚悟をもって単なる”破壊”からいかにして”創造”に切り替えるかが重要かと思います。
” 創造 ” がもたらすもの
まだ、いろいろ社内で準備中の事が多いので多くは語れませんが、課長職を中途採用すること、Webディレクターを採用することもその一環です。
社員満足度向上のための福利厚生制度を増やしたり、社内ルールの明確化も同様です。
▼現在の募集職種です。
一つ一つ見ると、「あっ、変わった」という程度かもしれませんが、すべての事は実は１つのビジョンの中で ” 創造 ” されているものです。
まだ、その途中ですのでみなさんから見えてくるのは今年の夏以降となりますが、” 破壊 ” から” 創造 ”の過程がちゃんとうまくいくのか不安に思いながら慎重に進めている僕たちを応援していただけると嬉しいです。
ここで良い報告が出来るといいですね。
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