「何を今更、命を守るために、とかキレイゴトをいうのか?」:『現代思想』5月号抜き書き
現代思想2020年5月号を買った。色々な言論が寄せ集めになっていて、分かるものも、理解を超えたものもある。ただ、何か大きな事件が起こるたびに、それを理解したくて特集を読んでみるようにしている。あの、シャルリ・エブドの事件とか。
今回も多くの切り口があり、哲学的思考(フーコーの生政治多め)から、社会学的観点からの警鐘、エイズ文学考、マスクの歴史、疫病の歴史、結核罹患者のコロニーの歴史など、私が自分で手を伸ばせる範囲を超えた様々な言論が集まる。「意見や論説が集まる」という点では