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石仏の話(44)亡き人の損得?

亡き人の損得など、そもそも誰が判断することなのか、よくわからないけれど、とにかくお金をかけて、立派なお墓とか、立派な葬式とか法事をすることで、亡き人が得をするという考えがあるようだ。
かくして、かけたお金の多さが判断基準の第一になり、故人を思う心は二の次になる。
墓や葬儀に大金をかければ、故人は喜ぶのだろうか。
確かに、「形に心をこめる」という考えもある。
しかし、順番としては、「心」があるから、それができるのだと思う。
「心」がなければ、単なる「形への浪費」としか、思えないのだけど。

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