見出し画像

自己紹介 〜南 舞ってどんな人?〜

こんにちは。南舞です。

どんな人(私)が記事を書いているのかを紹介したことがなかったので
改めて自己紹介をしてみたいと思います。

心理カウンセラーは自己開示をしないというルールのようなものがあり、
あまり自分のことについて語ることはなかったので、多少ドキドキしているのですが(笑)

でも、私がどんな想いで
活動しているのか知ってもらいたいのであえて書きます。
ご興味がある方はお付き合いください。

【南舞とは何をしている人?】

わたくし、南舞にはいくつかの顔があります。
(なんだか怪しい表現だな)

1.心理カウンセラー

公認心理師・臨床心理士の資格を持ち、
いわゆる『心理カウンセラー』と呼ばれるお仕事をしています。
早いもので今年で11年目。

資格の詳細はここには記載しませんが、
ご興味がある方は検索してみてください。

心理系大学・心理系大学院を卒業し、
2013年から今現在まで、
心理カウンセラーとして働いています。

これまでには
□教育相談機関
□精神科のクリニック
□子育て支援機関
□行政職員向け相談
□私立大学の学生相談室


など様々な場所で経験を積みました。
現在はスクールカウンセラー(公立・私立)と
自身でカウンセリングサロンを開業しています。

『南さんの専門はなんですか?』と聞いていただくことが多いのですが、

□家族やカップルの問題を扱うカウンセリング
□女性のライフイベント
□身体への心理学的アプローチ

を中心に学びを深め、今も学び続けています。

2.ヨガ講師

RYT200と呼ばれる、ヨガの国際認定資格を取り、
2017年よりヨガ講師として活動中。
こちらのお仕事は今年で7年目に突入しようとしています。

これまでは
□ヨガスタジオやスポーツクラブでの指導
□イベント講師出演
□メディアでの監修や出演

などのお仕事をさせてもらい、
今はパーソナルヨガや企業向けのヨガ、イベント出演を中心に活動しています。
2022年は産後だったこともあり、皆さんの前でヨガ指導する機会は減りましたが、
今年は少しずつやっていけたらいいなぁと思っています。

3.ライター

最初は
『専門的な記事を執筆してもらえないか』
という某企業さんからの依頼ではじめたライティングのお仕事。

ライターと名乗るのにはおこがましいと感じていましたが、
私の記事を読んだ読者の方から

“心がスッと軽くなりました”
“明日からまた頑張ろうと思えるようになりました“

などの温かい言葉をいただけるようになり
『書くことを通して、多くの人の役に立ちたい』と思い
日々執筆しています。

現在は下記の媒体を中心に執筆活動中です。

□Yoga Journal Online
 ヨガや心理学を通して、自己理解を深めたり、人間関係をスムーズにするためのお手伝いができるような記事を書いています。

□Women's Health
   こちらは女性のメンタルヘルスについて、ヨガや心理学の視点から書いています。


【今の私を作っているもの】

今の私を作っているものとして、
全部で2つのターニングポイントがあります。

1.『人と同じ価値観になれない・・・』自分に劣等感を感じた思春期

私が臨床心理士や公認心理師を目指したきっかけは、
多感な思春期に遡ります。
きっかけは、人間関係や自分の生き方について悩んだことでした。

私が育ったのは地方の田舎。
『ああ、〇〇さんのところの〇〇さんね』
と把握できてしまうような、物理的にも精神的にも他人との境界線の近さ、
新しいものや多様な価値観は怪訝そうな目で見られてしまうような
そんな閉鎖的な空間の中で漠然とした生きづらさを感じながら過ごします。

思春期の私は、日々テレビで目にする有名なアイドルよりも
洋楽のヒップホップやロック、
邦楽なら同じ年代の子供が聴かないようなジャンルが好き。
そんな女の子でした。
(電車や車で1時間半ほどかかる
県庁所在地の駅ビルにあるCDショップで何時間も視聴し、
お気に入りのCDを貯めたお小遣いで買うのが楽しみでした)

無理して話を合わせるような性格でもなかったため
周りの友人たちと話が合うわけもなく・・・
当時は【Going my way(我が道を行く)】がモットーだったほど
ずいぶん尖っていた女の子だったなぁと思います。

表ではとがっていつつ、本当は内心こう思ってたんですよね。
『みんなと一緒になれない私は、おかしいのかな』って。

友人だけでなく、大人にもトゲトゲしていた私でしたが、
(悪態が度を超えていて、先生を泣かせてしまったことも・・・
今思えば本当に申し訳ないことをしてしまいました。)
中学2年生の時の担任との出会いにより、少しずつ変わりはじめます。

その先生は、悪態をついている私を叱責するのではなく、
私の話をしっかり聞いた上で、最低限必要なアドバイスをしてくれました。
そして毎回こんな風に言ってくれました。
『お前はお前のままでいいんだからさ!』と。

恩師との出会いから、
自分が自分の存在を肯定し、
自分の価値観を大切にして生きていくことの心地よさを知りました。

この経験から、
『自分は自分らしくあっていいんだ』
そんなふうに思って安心して生きていける人を増やしたい。
温かく人の話に耳を傾けられるオトナになりたい。
と思うようになりました。

その後、阪神淡路大震災で、子供たちへの心のケアとして
スクールカウンセラーの派遣が本格化されたことを知り、
臨床心理士・公認心理師の道を志すのです。

2.『このまま1人で生きていくのかな・・・』不安を感じた20代後半

ヨガとの出会いの話。私がはじめてヨガをしたのは大学生の時です。
ヨガスタジオで受付のアルバイトに応募したのがきっかけでした。

ヨガの存在をよく知らないのに働き始めた私でしたが、
初めてヨガをした時の感覚は今でも忘れられません。

□ヨガのポーズや呼吸法によって緩んでいく強張った身体
□他人と比べずに自分らしくいられる時間の心地よさ

ヨガのすべてが私の中にすんなりと入ってくる感じがしました。
当時お世話になっていたヨガの先生に
『心理学やカウンセリングに、ヨガの学びは絶対生きるわよ』
と言われましたが、その時はピンときませんでした。

時を経て学生から社会人へ。
社会人になっても、ヨガは細く長く続けていました。

20代後半を迎えたあたり、
周りの女友だちが結婚や出産、転職やキャリアアップをし始めました。
当時まだ社会人も2年目くらいで(しかも正社員じゃなかった)
特に結婚の予定もなかった私は、漠然とした不安に襲われ始めます。

『このまま1人で生きていくのかな』

同じ独身の女友だちと遊びの予定を入れまくったり、
趣味を謳歌したり、1人で国内・海外旅行をしたりもしましたが、
不安な気持ちがおさまるのはその場限り。

お恥ずかしい話、
クライエントさんの不安に寄り添うことはできても
自分の不安をはじめ、ネガティブな気持ちには
寄り添うことができていませんでした。

そんな時、あるヨガの本を書店で手に取り、何気なく読みました。
ヨガってポーズや呼吸法だけでなく、ヨガ哲学と呼ばれる
独自の哲学があることを知りました。

なんだか無性に心ひかれ、『ヨガをもっと深く知りたい!』
という気持ちが強くなるように。これまたタイミングよく、
ネットでヨガ講師の養成講座の受講募集のお知らせを目にします。
フットワークが最強に軽かった当時の私は、すぐに申し込みました。

養成講座での学びを深めながら、
自分自身が毎日のようにヨガを練習する中で、
身体だけでなく、ライフスタイルや心(思考や感情)にも変化が。
そして自分が知らない自分がたくさん見えてきました。

□自分の身体の使い方のクセ
□身体がゆるんだ時に感じる心の感覚
□緊張した時に内側に起きやすい感情
□当たり前だと思っていたものが、実は自分に合っていなかったという事実
□自分自身に優しさを向けることの安心感

約30年生きてきて、心理学も勉強して自分のことを知った気でいましたが、
実はまだまだ知らないことだらけでした。でも

『今からでも新しい私に会えるかもしれない!』
『他人にはなれないのだし、私は私でいいのかも』

と思えるように。
そう思えたあたりから、女友だちのおめでたい近況報告を聞いても
不安を感じることがなくなっていきました。
いや、正確には不安とお友達になれるようになりました。


【心理学とヨガを通して私が伝えていきたいコト】


長文なのに、ここまで読んでくださりありがとうございます。
もう少しだけお付き合いください。

心理カウンセラーとヨガ講師という
一見すると交わらなそうな活動をしている私ですが、
この2つには実は共通点があります。それは、

□自分という生き方や価値観を明確にする上でヒントになるツールである
□人生のあらゆる場面で自分に寄り添ってくれるセルフケアに役立つ

ということです。

SNSやメディアなど、今では様々な手段で情報を得られるようになりました。
それはとても便利で良いところもある一方で、
情報がありすぎるあまり、あるいは人と比べる材料が多いあまり、
自分の生き方や価値観を肯定しづらくなってしまっているという状況をよく目にします。

それと、だいぶ変わってきたとは思いますが、
『頑張ることが美徳』『自己犠牲の精神』『成果を残すことが自分の価値』といった風潮が社会にはまだ存在しているように感じています。
がんばらなくても、自分を犠牲にしなくても、
生きているだけで人には価値があると思うのですが。
そういった価値観に悩んでいるという声もよく聞きます。

もちろん、そういった社会の風潮をすぐに変えるというのは
規模が大きすぎる話です。
じゃあ、私ができることはなんだろうと考えてみると、
自分が関わっているクライエントさんや生徒さんが

▪︎自分の内側(心)外側(体)との対話が上手になること
▪︎自分への理解を深め、自分に合うモノ・コトなどに出会うこと
▪︎自分の心と体を労ることへの習慣を身につけてもらうこと

そして、これらを知ったクライエントさんたちが
自分の家族や友人、周りの人たちにこれらを共有できるようになること。

広まりは小さいかもしれないけれど、
長い目で見ていけば、良い循環が生まれるのではないかと考えています。

さて、長くなりましたがこんな感じで活動している私です。
noteにも心理学やヨガのこと、それ以外のことなど
色々綴って行けたらいいなと思っています。

初めましての方も
すでに読者登録してくださっている方も
改めてよろしくお願いいたします。

南舞


【プロフィール】
多感な中学生の時に心理カウンセラーを志す。大学、大学院でカウンセリングを学び、2015年に「臨床心理士」を、2018年には国家資格「公認心理師」を取得。これまでには学校や企業、子育て支援など様々な場所でカウンセラーとして活動してきた。
ヨガとの出会いは学生時代。カラダが自由になっていく感覚への心地よさ、ジャッジしない、周りと比べず自分と向き合っていくヨガの姿勢に、カウンセリングの考え方と近いものを感じ、ヨガの道へ。
2020年より、働く女性のメンタルヘルスをサポートするためのヨガ×カウン
セリングのサロンを主宰。
ウェルビーイングを高めたり、もともとその人の中に備わっている強みを引き出していくお手伝いをモットーとして日々活動中。


【資格やトレーニング実績】
○心理
臨床心理士(民間資格)
公認心理師(国家資格)
USPTベーシックトレーニング修了
ボディ・コネクト・セラピーベーシックトレーニング修了
※家族やカップルへの支援、女性の自己実現が専門

○ヨガ
全米ヨガアライアンス(RYT200
Music Flow Yoga®
マタニティヨガ / 産後ヨガ / キッズヨガ / チェアヨガ

【これまでの活動】
ミス・ジャパン宮城大会ファイナリストビューティーキャンプ講師(ヨガ・カウンセリング)
アイフルホームweb CMモデル出演・ヨガ監修
エスビー食品 公式YouTube モデル出演・ヨガ監修
LIFE TUNING DAYS 2020・2022 講師出演
YOGA JAPAN supported by B-connect 2019 講師出演
YOGA FEST 2019 講師出演
品川シーズンテラスナイトヨガ講師出演2022・2023 講師出演
日本心理臨床学会2021 WSに講師として参加
JTBキャリア教育講演会講師
企業でのヨガ指導講師(ヨガ・心理学) 多数
小学校・中学校・大学などでの研修講師(ヨガ・心理学)
Yoga Journal Online・Women's helthにてコラム執筆中

この記事が参加している募集

自己紹介

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?