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完璧主義やネガティブ感情を手放すための方法とは

こんにちは。
Sati.-counseling×yoga-主宰の南舞です。

今日は『完璧主義やネガティブ感情を手放すための方法とは?』
というテーマで綴っていこうと思います。
内容としては、前回の記事の続きになります。
よろしければこちらも併せて読んでみてくださいね。

完璧主義やネガティブ感情を対処するための前提として、
自分の感情や行動に影響している思考のクセの存在に気づくことの大切さをお話ししました。

今回は、気づくことから先のステップとして
日常的に行えることをお話ししたいと思います。
完璧主義やネガティブ感情を対処するのに役立つ方法として
全部で3つご提案したいと思います。

完璧主義やネガティブ感情を対処するのに役立つ方法

その1:感情や考えを書き出してみる

自分の中で、ストレスだったり、嫌だなと感じた出来事と、その時に浮かんできた感情・考えを書き出してみましょう。ノートなどの紙でもいいし、スマホのメモ機能だったり、S N Sを非公開アカウントにして自分しか見えない形で書き出すのもオススメです。心理療法のツールで【コラム法】と呼ばれるものですが、目に見える形にすることで自分の思考のクセに気付き、物事を柔軟に捉えられたり、行動を変化させるのに役立ちます。

その2:呼吸法をする

ネガティブな気持ちが強くなってくるとか、衝動的に行動したくなる時というのは、思考のクセがよくない方向に動いている可能性があります。そんな時こそ、呼吸を深く行うことに意識してみてください。呼吸をすることで、感情や思考によって影響を受けている身体の反応、例えば、息が上がる、心臓がドキドキする、肩や首が緊張するといったようなことを緩めることができます。そして、呼吸をするというプロセスによって一息つくことができると、衝動的な行動を取らずに済み、後悔したり、余計に自分を攻めたくなる気持ちになることを防いでくれるといった効果もあります。

その3:グレーボックスに一旦しまってみる

思考のクセって一旦動き始めると、どんどん加速していって、考えれば考えるほどしんどいということが起こりやすいと思うんですよね。そんな時にオススメしているのが、すぐに答えが出ない時は、自分の内側にグレーボックスを作り、そこに一旦閉まっておくことです。すると、一時的ではあっても思考のクセによって起きる気分の波から距離をおくことができて、日々のやることに意識を向けやすくなります。ちなみにわたしも良くやっているんですが、モヤモヤしたり、その時に正解が出ない時は『これ、グレーボックス案件だね〜』なんて自分に言い聞かせたりしています。

一人で難しい時には専門家のサポートを


2回にわたって、思考のクセについてお話ししてきましたが、
いかがだったでしょうか。

今回は自分でできることを想定してご紹介しましたが、思考のクセに一人で対処しようと思っていてもうまくいかないこともあると思います。

そんな時はぜひ、公認心理師や臨床心理士などの心の専門家とともに、
思考のクセについて考えてほしいです。

カウンセラーという存在を挟んで考えることによって、
これまで気づいていなかった考えのクセに気付くことができたり、
どう対処していくと良いのかを一緒に考えてくれます。

思考のクセを少しずつ変えていくのは大変なことだし、
時には見たくない部分が見えて嫌になる時もあるかもしれませんが、

カウンセラーが伴走してくれることによって、心細さが少しでも軽減するといいなと思います。
ぜひお近くの地域の公認心理師や臨床心理士を尋ねてみてくださいね。

【配信後記】

思考のクセを持っていることは、
カウンセラーである私も例外ではありません。

心理学を勉強する中で、その存在に気づき、
少しずつその思考や思考によって起きる感情に支配されることが
少なくなっていきました。

とはいえ、頭の中では分かっていたとしても
いざとなると難しい・・・ということもありました。

そんな時に役立ったのが、
ヨガの練習でした。

ヨガの練習を継続的に行っていたことにより、
衝動的になりそうになっても、一呼吸して感情と少し距離を置く。
そんなことができるようになりました。

頭では分かっていても感情や行動の調整が難しい人こそ
ヨガというツールを使って体から調整することを覚えることが
役に立つかもしれません。

すぐに習得できるものではありませんが、
もし自分で調整するスキルを身につけたいという方には
全力で伴走させてただきます。

Sati.-counseling×yoga-では
一人一人に合わせたヨガのセッションを行っておりますので、
お気軽にお問い合わせくださいませ。



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