ホロウ・クラウン「嘆きの王冠」に夢中

数週間かけてようやく観終わった!W・シェイクスピア原作の英国王室歴史ドラマ。

 なにしろ、ベン・ウィショー、トム・ヒドルストン、ベネディクト・カンバーバッチ等々・・気になる俳優が出演しているのだ。以前から観たくてたまらなかった。

 トム・ヒドルストンのヘンリー五世はもちろん魅力的。また話題となっていたベネディクト・カンバーバッチは流石!悪役リチャード三世がすごい迫力だった!(うろ覚えだけれどどこかで聞いた情報だと、鑑定の結果、カンバーバッチにはリチャード三世と同じDNAが見つかったのだそうだ。)ベネディクト・カンバーバッチという俳優は、「ホームズ」と「エニグマ」しか知らなかったけれど、またさらにすごい演技を見せられてしまって卒倒しそう(笑)これからがまた楽しみなお方💛
 さて、わたしが今回気になったのは超人気大物のトムとベネディクトはもちろんのこと、ベン・ウィショーが演じたリチャード二世だった。妙に記憶に残るのだ。それは第一巻だったのもあるかもしれないが・・・

★観始めてすぐに、優雅な英語を話していると感じた。

 シェイクスピア原作だから、韻を踏んだ詩編のような台詞なのだろう。聴いていると心地よくなるようなベン・ウィショーの声。リチャード二世がどのような王だったかという言い伝えや記録に基づいたシェイクスピアの原作。それを活かす工夫がなされたシナリオだったのだろう。そしてベン・ウィショーが容姿、声、演技がぴったりはまっていると思った。

 この詩のような英語は、ヘンリー四世、ヘンリー五世、ヘンリー六世、リチャード三世で共通している訳ではなかった。人物や背景によって変化させているようだ。これはシェイクスピアの原作でもそうなのかもしれないが、確かめようがないなぁ・・わたしには(笑)

 ストーリーのことはとりたてて記録しないけど、ドロドロだよね・・。史実をもとにした創作ドラマだから、演出も多分にあったと思う。
 
 鑑賞後の感想
①リチャード二世だけでも、その一部だけでも原作を読みたい。
②百年戦争(薔薇戦争)について調べたい。
③もう一度リチャード二世を観たい。

・・・今週末は「ブエナビスタ・ソシアルクラブ」byヴィム・ヴェンダース監督を観る♪