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Music:Nina Simone
※2017.04.13 記
家事を終えてふとベッドに腰掛けると、いつの間にかうたた寝というパターンが続くここ最近。あ、と目を覚ました深夜にBGMを垂れ流してコーヒーを啜り少しだけ活字を読み進める、今日もそんな睡眠2分割な平日深夜。昼の穏やかさはどこへやら、窓の外は春の風音が強く耳に付く。
BGMはNina Simone。十代二十代前半までは、口を開けば「やれROCKじゃ!」と、歪んでどぅわーんきゅいーんドコドコってな音ばかりに明け暮れていたのですが、見事にSOUL・R&B・BLUES・JAZZなんてブラックミュージックにいそいそと足を踏み入れて楽しんでいる。
音楽っていうのは終わらない旅みたいなものです。
そう、で、Nina Simone。
大好きなシンガー。一般的にはJAZZアーティストという括りになっていますが、レパートリーは一括りでは括れないくらいに幅広い。
彼女のヴォーカルは本当にソウルフルという言葉ではちょっと軽いと思ってしまうくらい、深くて泥臭くて染み入ってくる。
ピアニストでもある彼女は鍵盤を撫でるように奏でながら、歌うヴォーカルはまるで彼女の呼吸。初めて聴いた時、なんかすごいもの聴いちゃった、と思わずボーゼン。久しぶりの感覚でした。
今夜はそんな声を身体に染み込ませながらおやすみなさい。
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