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Music:Maurice Ravel ”Pavane pour une infante defunte”
※2019.02.25記
Maurice Ravel ”Pavane pour une infante defunte”
(こちらの演奏はラヴェル本人による演奏)
ラヴェルは個人的に1位2位を争うくらい好きな作曲家。
学生時代の後半は近代の作曲家に傾倒していたので、卒業演奏なんかはRavelを弾いた思い出。
数多くの作品を残したラヴェルの中でも「亡き王女のパヴァーヌ」は良く知られる名曲の1つ。終始 静かに穏やかで、遠くで鳴っているオルゴールのような、それでいてどこかせつない旋律が印象的。美しくキラキラした響きが胸を打つ、そんな曲。私も大好きな1曲です。
ラヴェルは晩年、交通事故によって記憶障害を患い、自分が作曲したこの曲を耳にして「美しい曲ですね。誰が作曲したのですか?」と尋ねたという、悲しいエピソードがあります。
このエピソードを学生時代に師事していた先生から聞いた時は、涙がこぼれたのを今でも覚えています。
いつになっても大切に弾きたい1曲。
ピアノソロも勿論良いですが、オケver.もこれまた奥行きがあって柔らかくて素敵です。
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