見出し画像

かたつむり探し@熊本

先日は熊本市の「熊本サドベリースクール 学び舎あとらぼ」にお邪魔して、しぜん授業をしました。

熊本市の一角、ゆるーい雰囲気のアットホームな学校。
授業はおもに屋外でしたが、室内にもいろいろな楽器があったり、遊び道具があったり、庭にはところせましと植物が植えられていたり、メダカがいたり、私もこんな空間をつくりたいなぁと思える素敵な空間でした。

画像2

今回のテーマは「かたつむり探し」
外に出て、近くの公園を散策しながら、かたつむりやなめくじを探し歩きました。

出発前に車座になって話し始めると、たちまちなんでも相談室みたいな雰囲気に…。みんな生き物好きなんだなぁと感じました。

外に出発すると、公園の木にかたつむりと思しき這いあとを発見するところから始まって、それから続々とかたつむりが見つかりました。

見つかったのは、ウスカワマイマイ、キセルガイのなかま、トクサオカチョウジガイ、なぞの微小なマイマイ、チャコウラナメクジとその卵。
さらに、側溝にはジャンボタニシ(スクミリンゴガイ)とその卵、カワニナ、モノアラガイがいました。
ほかにも、コウガイビル、オンブバッタ、ジョウビタキ、ナナホシテントウ、ダンゴムシ、ワラジムシ…。
11月下旬の住宅地で、あまり生きものは見つからないかなぁと思っていたのですが、意外とたくさんの生きものが見つかりました。

画像2

この公園も子どもたちが日常過ごしている場ですが、ふだんは見ていなかった生きものを発見できたので、きっと見え方が変わったんじゃないかなぁ。
ゆるーい雰囲気のなかで、生きもの好きな子、遊び好きな子、おしゃべり好きな子、それぞれの距離感で楽しんでくれたようでした。

また来たいなぁと思える、良い時間でした。


こうもりあそびばは自己資金で平日の夕方に毎日開けていましたが、子育てが中心になってきて、現在はほぼ休止状態。今後のサポートは、執筆活動の諸費用(取材の費用、冊子『小さな脱線』の制作など)に充てます。少額でも非常にうれしく、助かります。