見出し画像

心の棚卸し

挨拶に回っている。

部署移動をするに当たって、今まで私が担当して取引のあったパティスリーさんに。

まだ半分も回れていないけど、以前見慣れていた作り手さんの顔をみるとなんだかホッとした。そして、「大丈夫ですか?良かった、よくなって!」と声をかけてくれた。

思い入れのある方ばかりだ。

差し入れとお手紙を持って、1店舗ずつ回る。

また一緒にお仕事しましょうと言ってくださる。すごくやりやすかったですと、機会があればまた戻ってきてくださいと言っていただけて、それがもし建前だとしても最高の誉め言葉をもらった。私が戻るまで、温存して立て直しておきますと。。勿体無さすぎる言葉。丁寧に握手をしてくれる。どうか、それぞれのパティスリーさんがこれからも愛され続けますように。

モヤモヤしていた気持ちが、どんどん浄化されていく。

自分でちゃんと終止符をつけている感じがしてさみしいけれど、踏ん切りがつくというか次に繋がる気持ちも感謝の気持ちも湧いて気持ちがクリーンになる。こうやってface to faceで話せるのは本当にありがたく、この仕事をやっていて良かったと心から思える。寂しさも100倍になるけど、顔をみれる喜びはそれを増して嬉しい。「ではまた!」と言って全てのパティスリーを出た。絶対にまた会う。

明日は静岡に会いに行く。

心の棚卸し、着々と進行中。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?