終わりと始まり
昨日、会社に定期面談に行った。
途中、会社の近くにちょっとした広場があり、働いていた時にはそこでたまにご飯を食べていた。外の空気を吸いたい時、独りになりたい時、気分転換したい時、悔しくて涙が止まらなくて帰宅するにもできない時もここで気持ちを落ち着かせていた。そんなことを思い出して、昨日もいつもの場所で呼吸を整えた。
面談が順調に終わり、扉を開けた。
その先には、偶然、一緒に働いていた部署の先輩たちがいた。
私は、大事な時期に抜け、休みも延長し続け、その負担が皆にかかっているし、その上部署異動希望を出している身からすると合わせる顔がないと思っていた。
なのに、皆笑顔で私の名前をよんでくれた。何も伝えていないのに、次の職場にも勿論顔出すよと言ってくれた。元気になってよかったと。
いろんな人が声をかけてくれてつくづく幸せ者だと思った。たとえそれが、建前だったとしても私は変にポジティブだから全部素直に捉えてハッピーな気分だった。辞めなくてよかった、この会社を。半年以上いなかった使えない私を温かく迎えてくれる人たちに恩返しをして、私が今度は笑顔にしたい。
季節は梅雨。
私の悪い憑き物や、思考を全部洗い流して、新しい季節を迎える。
やっぱヨガだな。
と言うか、やっぱ単純だな私。
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