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まだ追う、夢と現実

薄々気付いていたけれど、気付かないふりをしていた。

弱い自分がいつもする癖だ、と最近になってわかった。


私は、「覚悟」がないと進めない。

就職活動をしていて、しながらやりたいことを考えることが多い。いや、やりたいことを求人が出ている中から見つける、という方が正しい。見つけては、志望理由を考えるという作業を続ける。そうしていくうちに、だんだんと気力がなくなってきて、虚しくなってくる。

そもそもなんで仕事を辞めたのか、頭にあるつもりだったけれど改めて思い返してみた。

そしたら、なんで私全然興味ない仕事に応募しているんだろうと思った。

きっと、保証が欲しかった。

やりたいことがダメだった時の保証。安定という保証。

私は器用ではないから、仕事とやりたいことをそれぞれ頑張るということが難しい。けれど、出来るだけ安泰な仕事をしたかった。何があってもそっちに逃げられるように。ああ、やっぱりダメだった、良かった仕事だけはあって。そうなってもいいように、最初から避難口を確保しておく癖があるようだ。

本当は怖いのだ。

自分がやりたいと思うことは、簡単ではなくて、食べていけるかも分からない。しかももう34歳だし、ダメだった時に仕事をどうするのかとか現実的に物事を見ては理由を付けている。

この就活は逃げ道確保だって、気付いていた。

私は自信がない。

でも、避難口じゃなくてもともと入場口も見つけている。機会も環境も自分の足で整えてきていた。それは好きだっていう気持ちだけが全部をそうさせた。

もう答えは出ている気がする。

そろそろ覚悟を決めて、逃げるのはやめよう。

就職「しなきゃ」、じゃなくて好きなこと「をしたい」。

久しぶりに改めて源さんの唄をきいたら、大事な気持ちを思い出した。いつも真っ直ぐで自分に素直な源さんは私のヒーローだ。ありがとう。


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