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専門商社から公務員へ転職しました

今年は梅雨が2週間と短く、あっという間に夏がやってきましたが、いかがお過ごしでしょうか。

今更の報告ですが、2022年3月に専門商社を退職し、2022年4月から公務員へ転職しました。

転職、引越し、新しい職場、そして公務員試験など落ち着いたので、自分自身の備忘録と心の整理としてまとめました。

この内容が、今後の働き方に悩んでいる誰かのためになるかどうかわかりませんが、こういう人もいるんだと参考になれば幸いです。


1、転職をしようと思ったわけ

結論から言うと、2点。

①職場に馴染めなかった

②子育てできる環境を作りたかった

です。  


① 職場に馴染めなかった

残念ながら、私は前職で馴染めなかったと思います。

営業という仕事がキツかった。月初に立てる売上目標、急に飛び込んでくる会議、クレーム対応、年功序列で指導力のない課長、からかってくる先輩達、お局事務、行きたくもない飲み会に臭いタバコ、混雑した長時間通勤、有休でも遠慮なく数十件もの電話やメール、数多くの出張。

思い出すだけで、だるいです。

仕事で求められるのは、大学で培った知識や経験ではなく、スピード、コミュニケーション力、プレゼン力、そして仕事でやられたら仕事でやり返す力だったと思います。

上記に挙げたものは、特に私に足りなかったものだと思います。

入社した当初はなんでも吸収して仕事を覚えたい、嫌味な先輩上司がいても仕事を教えてもらったらいつか仲良くなれる、男社会でも頑張れる女性営業マンになりたいとずっと強く思いながら目の前の仕事を頑張っていました。

ですが、4年続けた結果、自分がしたいと思っていた仕事おろか、先輩上司から面倒くさい仕事ばかりが舞い込むようになった。きつい先輩はきついままで仲良くなれなれないまま。男社会では女性営業マンは営業マンではなく、都合の良い事務職ぐらいにしか思っていないということでした。


②、子育てできる環境を作りたかった

仕事はうまくいかない日々でしたが、社会人1年目に縁があり、社会人3年目で主人と結婚しました。子どもはおらず、夫婦共働きです。

結婚しても仕事は続けよう。仕事や家事、子育てをこなせる女性になりたい。

そう心に決めて、仕事と家事の両立が始まりました。

時短家電や夕飯作り置きを導入したこともあり、案外仕事と家事の両立は簡単にできました。

ですが、子育てが一番のハードルでした。

仕事量が多い状態で時短勤務になったら、時間内に仕事をこなせないかもしれない。

営業系総合職から事務系総合職に異動したかったけれど、私が勤務していた支店には事務系総合職の枠がない。

異動したらどうする?旦那はリモートワークができる会社じゃないし、私一人で単身赴任はしたくない。

もし子供がいて急に熱を出したら、誰が迎えに行く?

色々とたらればの不安を抱え込むようになり、当時所属していた部署の課長に相談しました。その課長はご夫婦で共働き、お子さんが3人もいたので、相談したら何かアドバイスをくれるんじゃないかと期待していましたが、言われたのは、そんなことは自分でどうにかしろ、ただ仕事はこなせとのことでした。

子育て真っ最中だった同じ部署の男性営業マンの先輩に相談しましたが、「女性営業マンは結婚すると結局事務系総合職に異動する。仕事量は減るのに給料は変わらないなんて楽してて良いよな。それって男女平等なのか?」と言われました。

それらを言われて、この職場じゃ子育てしながら営業を続けるのは無理だと感じました。


2、退職。そして地方公務員へ

結論から言うと、転職してよかったです。

自分にとって興味ある仕事ができる、職場の人はみんな優しい、通勤時間が短い、主人の実家近くに引っ越したこともあり、両親が近くにいるから何かあれば頼りになる。

今のところ、仕事をしながら、家事もして、子育てもできる環境に整いました。

収入はもちろん減りましたが、今まで感じていたストレスも無くなったのでそれに比べたら大したことないです。自分が身体的にも精神的にも健康であることが一番大事だと感じました。でも、稼ぐ力をつけていきたいので、自己研鑽は継続したいと思います。目標は宅建、TOEIC800点取りたい。

あとは、子どもを授かれたらいいなと思っています。


3、結論

転職してよかった!

収入は減ったものの、自分のやりたいことをやれるようになった、通勤時間が減った、休みの日は職場や取引先から連絡が来ない、職場での上司先輩との付き合いが楽になった、仕事しながら、家事、子育てができる環境に整った。

ただ今の状況に満足することなく、自己研鑽は継続したい。


今の職場、人間関係、通勤など、ストレスを抱えている人は転職してみてはいかがでしょうか。

また、男社会の営業職に女性が入ると、生きづらさは少なくともあると思います。

また女性には結婚、子育てとライフイベントが多く、仕事を続けながら、家事育児をやり切るのは大変だと思います。その都度自分にあった仕事を選んで、自分が納得する方向にゆっくり進めたらそれで正解だと思います。

では!






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