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「本物の新自由主義」をハイエクやフリードマンの言葉で学ぶ企画
まずこれから。
市場の失敗
— マンキュー用語bot (@MankiwJP) April 7, 2021
市場が自分の力で資源を効率的に配分するのに失敗した状態
自由に競争が行われている市場で価格の自動調節機能が働かず、効率的な資産配分が達成されない状況のこと。市場の失敗が生じる要因には少数の企業が市場を支配する「独占・寡占」、公害など経済活動に伴って社会にマイナスの影響を与えるものが発生してしまう「外部性の問題」、国や政府が提供するサービスである「公共財」の存在、売り手と買い手の間に情報量の格差が生じる「情報の非対称性」、電気やガスなど社会的インフラとして巨額の設備投資を必要とする半面、供給が進むにつれ費用が減少し独占が生まれやすい「費用逓減産業」の存在、予想できないリスクが発生する「不確実性」
などがある。
野村證券用語解説より
書いてあるとおり。企業が巨大化すると価格を自由に決めてしまえる
これが独占や寡占
「不確実性」
第一次大戦のあとのアメリカは投資が盛んになり空前の好景気に沸きに沸いた。しかし過剰投資が仇となり大恐慌を引き起こした。
自由に任せていたら突然に奈落に落ちた。政府は過熱は冷やして恐慌のときつまりバブルの崩壊時はテコ入れすることで安定化させなければいけない。歴史はそう学んだ。(過熱は冷やす)
ケインズ経済学の誕生である。
ただしこれにも弱点はあり
ケインズはそんな主張していない。「不況時に政府が有効需要を創出し、好況時に増税などで償還する」というのが彼の主張。長期に渡ってやるべきではない。
— まさよし (@madebyde7) January 16, 2019
ブキャナンは「ケインズ理論は一部のエリートによる政策決定が前提。現実の民主主義過程では好況時に赤字が解消されることはない」と批判した。 https://t.co/eAJGGJzMhY
教科書続き
第1章 経済学の十大原理 第5原理
— マンキュー用語bot (@MankiwJP) April 7, 2021
交易はすべての人々をより豊かにする
第1章 経済学の十大原理 第6原理
— マンキュー用語bot (@MankiwJP) April 7, 2021
通常、市場は経済活動を組織する良策である
第1章 経済学の十大原理 第10原理
— マンキュー用語bot (@MankiwJP) April 7, 2021
社会は、インフレ率と失業率の短期的トレードオフに直面している
第1章 経済学の十大原理 第9原理
— マンキュー用語bot (@MankiwJP) April 7, 2021
政府が紙幣を印刷しすぎると、物価が上昇する
第1章 経済学の十大原理 第8原理
— マンキュー用語bot (@MankiwJP) April 7, 2021
一国の生活水準は、財・サービスの生産能力に依存している
第1章 経済学の十大原理 第7原理
— マンキュー用語bot (@MankiwJP) April 7, 2021
政府は市場のもたらす成果を改善できることもある
第1章 経済学の十大原理 第1原理
— マンキュー用語bot (@MankiwJP) April 7, 2021
人々はトレードオフ(相反する関係)に直面している
限界生産力逓減
— マンキュー用語bot (@MankiwJP) April 7, 2021
投入量が増加するに従って、1単位の投入の追加による利益が減少するという性質
↑
東京~横浜の間に5本鉄道を通っているとする。20本鉄道を敷いたら一本あたりの利益は減少する
キャッチアップ効果
— マンキュー用語bot (@MankiwJP) April 7, 2021
貧しい状態から出発した国の方が、豊かな状態から出発した国よりも急速に成長するという性質
ここまでは経済学の教科書 否定するのはマルクスしかいない
自由市場の運営を許されているところや、「機会の平等」へと近づいていくことが許されているところではどこでも、通常の人がかつては夢見ることさえできなかったような生活水準を、次から次へと達成することができてきている(M&R・フリードマン)
— 経済思想bot (@historyofecon) April 8, 2021
ここから新自由主義
「結果の平等」という意味における平等を自由よりも強調する社会は、最終的には平等も自由も達成することなしに終わってしまう。
— ミルトン・フリードマン BOT (@FriedmanBot) April 7, 2021
ある職種なり産業なりで労働組合が賃上げに成功すると、そこでの雇用は必ず減ることになる。これは、値上げをすれば売れ行きが減るのと同じ理屈だ。その結果、職探しをする人が増え、他の職種や産業では賃金水準が押し下げられる。
— ミルトン・フリードマン BOT (@FriedmanBot) April 7, 2021
人種や宗教や皮膚の色などを理由に差別する人は、他人を不利に陥れるだけで自分は不利にならないと考えられている。だが、これはまちがいだ。黒人からモノを買ったり黒人と一緒に働くのはいやだという人は、選択の幅を自ら狭めている。逆に皮膚の色にこだわらなければ、安くモノを買えることになる。
— ミルトン・フリードマン BOT (@FriedmanBot) April 6, 2021
私立学校を選ぶ親には公立学校の学費に相当するバウチャー(クーポン券)を支給する。私立学校を選択する親にしてみれば、公立学校に充当される税金と私立学校の学費とで二度までも教育費を払わされるのは納得できないところだが、このような仕組みにすれば、こうしたごくもっともな不満を解消できる。
— ミルトン・フリードマン BOT (@FriedmanBot) April 6, 2021
自由な社会が他の社会より多くの物質的平等をもたらすのはよろこばしいことではあるが、自由主義者にとってそれはあくまで自由社会の副産物であって、自由主義を正当化するものではない。
— ミルトン・フリードマン BOT (@FriedmanBot) April 6, 2021
医学大学院と免許制度の両方を牛耳っている医師会は、二段構えで参入を制限している。第一は、受験生を不合格にするというごく単純明快な方法である。第二は、医学大学院の入学や医師免許の条件をひどく厳格にして、若者に受験意欲を喪失させることである。
— ミルトン・フリードマン BOT (@FriedmanBot) April 5, 2021
労働組合は、元々賃金の高い層で力が強いのがふつうなので、結局は低賃金労働者を犠牲にして高賃金労働者の賃金を上げる結果を招く。要するに労働組合は雇用を歪めてあらゆる労働者を巻き添えにし、弱い立場の労働者の雇用機会を減らし、労働階級の所得を一段と不平等にしてきたのである。
— ミルトン・フリードマン BOT (@FriedmanBot) April 4, 2021
大半の労働者にとってもっとも頼りになる有効な保護者は、多数の雇用者が存在しているという状況そのものである。もしもある雇用者が十分な賃金を払わないならば、他の雇用者が喜んで払うといいだすだろう。つまり、数多くの雇用者たちが競争することこそが、労働者にとってのほんとうの保護となる。
— ミルトン・フリードマン BOT (@FriedmanBot) April 4, 2021
年金業務があまりにも専門的で、運営も専門家にほぼ一任されているため、社会保険庁のような政府機関を議会がきちんと監督するのはまずもって不可能になっている。こうした省庁が何か提案をすれば議会は鵜呑みにするしかなく、政治によるチェックは働かない。
— ミルトン・フリードマン BOT (@FriedmanBot) April 4, 2021
現在は資本市場が不完全であるために、医者や弁護士などの専門職に就くための学費のかさむ教育は、裕福な親か後援者を持つ人でないとなかなか受けられない。そうした人たちは、能力がありながら学費を捻出できない大勢の人を尻目に、ぬくぬくと競争を回避している。
— ミルトン・フリードマン BOT (@FriedmanBot) April 3, 2021
権力が集中すれば自由にとって脅威になりかねない。権力を握った者が初めはよき意図を持っていたとしても、また権力に伴う腐敗を免れたとしても、権力はよからぬ意図を生みやすく、また磁石のように、悪しき意図を持つ輩を吸い寄せる。
— ミルトン・フリードマン BOT (@FriedmanBot) April 3, 2021
ナチスを憎むユダヤ人
授業料クーポン制度は公立学校で今日働いている人々から、また他の多くの職業に現在従事している人びとからも、新しい参入者を吸収することができる巨大な市場を開発してくれるに違いない。
— ミルトン・フリードマン BOT (@FriedmanBot) April 2, 2021
政治を介して何かをする場合、どうしても多数派に従わせる結果になりがちだ。これに対して市場は、多様性に対して寛容だという大きな利点がある。政治の言葉で表すなら、市場は比例代表制である。自分が少数派だったとしても多数派に従う必要は無い。
— ミルトン・フリードマン BOT (@FriedmanBot) April 1, 2021
自由人にとって政府とは一つの道具や手段にほかならず、なにかほどこしをしてくれるやさしい庇護者でもなければ、敬い仕えねばならない主人でもない。また国家の目標も、一人ひとりの目標の集合体としてしか認めない。
— ミルトン・フリードマン BOT (@FriedmanBot) April 1, 2021
安定した通貨制度を確立するために考えられる唯一有望な方法は、金融政策のルールを法制化し、人間の裁量ではなく法律の規定に従った政策運営を行うことである。当面は通貨供給量の伸び率を決めておき、金融当局はこれを達成するよう法律で定めるのがよかろう。
— ミルトン・フリードマン BOT (@FriedmanBot) March 31, 2021
つまり異次元緩和は反新自由主義
教育への政府の介入は次の二つの根拠から正当化できる。第一は、実質的な外部効果が存在することである。すなわち、ある人の行動が他の人々に多大な利益をもたらすが、その対価を払ってもらうことが事実上不可能であること。第二の根拠は、子供などの責任能力のない人に対する温情的配慮である。
— ミルトン・フリードマン BOT (@FriedmanBot) March 30, 2021
ある十九世紀の社会理論家はダーウィンから進化論の教えを受けたがそれに値しなかった。不幸にも、一部は生かされ「社会ダーウィニズム」なる見解を生んでしまい、それ以来、社会科学者は進化概念を不信の念で見るようになった。(法と立法と自由)
— ハイエクbot (@hayek306) April 5, 2021
「社会ダーウィニズム」の誤謬は、制度や実践ではなく個人の淘汰に、さらに個人の文化的に伝達される能力よりは先天的能力の淘汰に、力をいれすぎたことであった。(法と立法と自由)
— ハイエクbot (@hayek306) April 4, 2021
あらゆる現代の政府は貧窮者、不運な者および障害者対策をおこない、健康問題と知識の普及に注意を払ってきた。これらの純粋な奉仕活動が富の成長とともに増加すべきでないとする理由はなにもない。(ハイエク 自由の条件)
— ハイエクbot (@hayek306) April 4, 2021
有益な結果が生じると前もってわかっている場合だけに自由を許すのは自由ではない。どのように自由が行使されるか知っているならば、自由を擁護する理由はほとんど消滅してしまうであろう。(自由の条件)
— ハイエクbot (@hayek306) April 4, 2021
われわれが「社会的正義」の場合に処理しなければならないものは、ただそれがその考えを抱く人を幸せにするにすぎないかぎり尊重して邪魔をすべきではないが、他の人びとを強制する口実となるときには戦わなければならない疑似宗教的な迷信である。(法と立法と自由)
— ハイエクbot (@hayek306) April 4, 2021
わたくしは保守主義者の反民主主義的な素質にはなんの共感も覚えない。本質的問題と思われるものは、誰が統治するかではなく、政府がなにをなす資格を与えられているかである。(ハイエク 自由の条件)
— ハイエクbot (@hayek306) April 3, 2021
ある身体の弱い子供が、ある社会においては、ほかの社会よりも多く生きのびるチャンスをもっているかどうかということは、その社会の構造にかかわることです。それはその子の生理的特性によるものではありません。(ハイエク 自然・人類・文明)
— ハイエクbot (@hayek306) April 3, 2021
十八世紀の英国の自由主義者たちの主張は「人びとは自分のことだけにかまっていればいい」というのでは決してありませんよ。「それぞれの人びとは、自分にとって最も重要だと思われる目的を追求することは許されるべきだ」ということだったのです。(ハイエク 新自由主義とは何か)
— ハイエクbot (@hayek306) April 3, 2021
有益な結果が生じると前もってわかっている場合だけに自由を許すのは自由ではない。どのように自由が行使されるか知っているならば、自由を擁護する理由はほとんど消滅してしまうであろう。(自由の条件)
— ハイエクbot (@hayek306) April 3, 2021
合理主義の意味するところが最大限の理性の有効な活用なら、私自身合理主義者ということになる。しかるに、その用語が意識的理性はすべての特定の行為を決定すべきであるということを意味するのなら、私は合理主義者でないし、そのような合理主義は非常に不合理に思える。(ハイエク 法と立法と自由)
— ハイエクbot (@hayek306) April 3, 2021
人が目新しいものを嫌い、自分自身のやり方をすぐれていると思えば思うほど、人は他人を「教化」することを自分の使命と考える傾向がある。しかも自由主義者の好む自発的かつ束縛されない交流によってではなく、有能な政府の恩恵をかれらにもたらすことによって。(ハイエク 自由の条件)
— ハイエクbot (@hayek306) April 3, 2021
この下のは統一教会や杉田などのネトウヨでありナチス嫌いの彼らが最も憎むものである
「競争に優れた民族の繁栄がその背景にバタバタと餓死していく諸民族を生み出したとしても、究極的には人類の全体にとって、その発展を推進するエネルギーとなって働く。」実はこのような主張こそハイエクが生涯を捧げて学術的に闘った相手なのだ。(西山千明 論座2000年 3-4月号)
— ハイエクbot (@hayek306) April 2, 2021
人によって、最も重要だと考えることはそれぞれ違う。科学研究だと思う人もあれば芸術だという人もいる。自然の美を大切にすることが最も重要だという人もいる。それをそれぞれに実行に移すことが許されるのが自由ということです。(ハイエク 新自由主義とは何か)
— ハイエクbot (@hayek306) April 2, 2021
参考
では
何かの形で社会に還元します。あるいは次回の無料記事に。でも水準保証の返金付きですから安心して、胸躍らせてどうぞ。