新興宗教の内幕①「成功したなら神に選ばれている」理論。自己責任とカルマと輪廻運命。

※軽くその世界のご説明から　あるいはその辺を今回の主題にしますか？

■新興宗教の流れは大きく2つ「神道系」「日蓮宗系」

①神道系の天理教　開祖中山ミキによる新興宗教宣言！

「三千世界、一度に開く梅の花、艮の金神の世が来たぞよ」

何の話かというと、艮とは東北の鬼門。ここに正義の善神が押し込められていたという。正義神なので裁くことが多く煙たい神だったとされる。

それが現れた。世は正義が栄え悪は悲惨にやられるやや地獄的な絵図にはなると宣言した。

②それとは別に出口王仁三郎の「大本教」。これは真光や世界救世教に稲田朋美氏で有名な生長の家。これも分派である。小さくは沢山あるようですね。

「太陽の時代、火の洗礼期に入った」「霊障が噴き出す時代が来た」と天理と同じく、激しい乱神による「立て替え立て直し」が起きるとする思想である。

色濃いのは物質の否定。

■今の影響として『自己啓発系』『スピと開運』

生長の家の谷口雅春氏は早稲田大学の英文科の秀才。当時アメリカで流行していたニューソート、「New thought」 think-thought-thought 新思考

「強く念じれば実現する」「ポジティブシンキングが幸運を呼ぶ」「愛と進歩する姿は神が必ず報いてくれる」等々

宗教団体の安倍政権支持は有名ですが、アメリカにおいてもこうしたものを源流とする新興キリスト教はかなり信者を抱えており、トランプ支持の岩盤でもある。

※そうした信仰者がトランプを支持する最大の理由は「彼が合衆国大統領だから」である。

彼らによると、これは神の恩寵なくしてあり得ないのである。全て、魂の本質や心根に行動云々。。。

マイノリティや不利な環境の人には彼らは冷たい。なぜか？トランプ妄信の裏返しの理屈である。何かが至らないがゆえに全知全能の公正な神に見放されたからだ　となる

■どこの団体にもありそうな光景をかきますかね？

集まっても話題は限られる

「信仰し続けたらこんないいことがあった」

「やめたあの人はこんなに不幸になった」(嬉しそう)

若い男性はやや後ろに置かれて肩書のある中高年の人を前に出す。

女性は若さと綺麗可愛い。メイクしてせめてひざ丈スカート履いてみた目に気をつけろともいわれる。神が『女性らしい美しさを喜ぶ』云々　おっさんのような神ですね。。

あとは学歴。学歴の高い人は尊重されます

明治からの古い教団なら代々の信仰歴。若い団体ほど学歴と容姿と現実での権威重視　かな？霞が関ならみな高学歴ですがこの界隈はそういう人が貴重なのです

幹部の世話に顧客への受付対応などに当たる
若い男性は設営や郵送作業
また運命鑑定や占いに回される人たちもいます
改善のための祈願
私も占いやリーディングはできるので別話として後述
※裏は当然ある

②へ続く

では

いやいや、では、で終わらせずに追記すると、幹部にあるいは教祖、案外最初は信じて真面目にやっている場合は多いんですよね。しかしやがてグダグダになるその辺も書こうと思います。

P.S.

私は大学卒業して忙しくなったので遠のいたのですが、ほどなく教団を新しく設立したいとおっしゃる、太い顧客がたくさんついた霊媒の一級建築士の方に人の推薦かなんかで会いたいといわれ、

「前で講演してほしい、若い男女ペアを前面に出して私は背後に下がりたいのです」　そしてお金ははずむと　。。

呼ばれたのですねつまり。わかる方はピンとくるでしょう？ああそれわかる！と。

別に私が高学歴とかルックスがずぬけている、とかいう意味ではありません念の為

「聞いた通り、良い雰囲気だね～想像はしてたけど」とかそんな感じのことを言ってたか？

②へ続く